【感想・ネタバレ】経営者の死角 見えていないものにこそ経営の真理があるのレビュー

あらすじ

社員たちを信じ、
すべてを任せる覚悟はあるか?

利益と売上で縛るのをやめ、
一人ひとりの社員と真摯に向き合い、
地道な改善で会社を立て直した経営者の独白
「経営者の成績表は損益計算書である」。本書の著者は、長らくそう信じて疑いませんでした。利益さえ出ていれば、自分のやり方は正しい。社員が辞めても、辞めるほうが悪い――と。
著者は静岡県静岡市にある創業40年を超える不動産会社の二代目社長です。2010年、リーマン・ショックの余波が続くなか父の後を継ぎ、営業活動を徹底的に数値で管理する手法で業績を急回復させました。銀行からの評価は跳ね上がり、「スーパー経営者」と呼ばれた時期もあったといいます。しかしその裏で、170人ほどいた社員は50人ほどに減っていました。
そんな著者を変えたのは、なんの期待もしていなかった高卒の社員たちでした。空回りに見えていた彼女たちが、実は数字に表れない場所で確かな価値を生んでいた。その事実に気づいたとき、数字で社員を縛るやり方をきっぱりと手放し、結果を出す個人に頼る経営から、社員一人ひとりを信じて任せる経営へと舵を切ります。本書には、面接で人を見抜くということ、失敗を教材としてともに学ぶということ、社員に決断を委ねるということ――その一つひとつに、いかに経営者の覚悟が試されるのかが、自身の失敗や後悔とともに率直に綴られています。
社員を信じ、任せきること。それは口で言うほどたやすくはありません。「経営者よ、ちゃんと傷つけ」「どんな局面でも笑え」――人を雇い、人と働き、人に悩むすべての経営者・管理職に向けた熱いエールが込められた一冊です。

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Posted by ブクログ

知り合いに薦められて一気読みした。経営者の目的は、財務的な数値だけではない。血の通った社員への愛情や自律を重視する考え方に、共感しかない。その裏にある苦悩もまた、ここに書かれている以上のことがあると想像し、いち管理職として自分に何ができるだろう、と問う。

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2026年09月26日

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