あらすじ
★DX導入で注目された「旭鉄工」のAI活用モデルを大公開!
★社長も部長も皆AI。すべての働く人に役立つ内容!
★きっとあなたも、自分の分身をAIで作りたくなる!
「ChatGPTを入れたが、使いこなせる社員があまりいない」
「AIの回答が一般的すぎて、実務で役に立たない」
「そもそも何から始めたらいいのか、わからない」
そんな悩みを抱える経営者やリーダー、現場の社員必読の1冊です。DX導入で大きな成果を上げた愛知県の自動車部品メーカー 旭鉄工が、いかにしてAIを活用し、仕事のやり方を変革したのか。その全貌を解き明かす実践的なビジネス書です。
■「AIファースト経営」とは何か
旭鉄工のAI活用は、単なる便利ツールの導入ではありません。これまでの業務プロセスの一部をAIに任せるのではなく、仕事の仕組みそのものをゼロから再設計します。仕事の50~80%に相当する前工程をAIが担うことで、人間は「判断」と「実行」、そして「付加価値の高い仕事」に集中できるようになります。
■旭鉄工で働くユニークな「AI社員」たち
旭鉄工の現場で実際に活躍している多様なAIたちが登場します。
・AIキムテツ 社長の哲学・思考を再現
・AI内部監査 抜け漏れ・忖度なく問題を指摘
・AI美楽 職場の美化活動を支援
・AIちゃんしほ 動画からカイゼンを提案
・AI議事録職人 会議の音声を要約、次のアクションを提示
・トラック大臣 最適な配車を瞬時に判断
・社内諸規則相談NAVI 就業規則や福利厚生の質問に即答
■すべての働く人に役立つ内容
社長の経営哲学や職人の暗黙知を言語化し、AIという資産に変える方法から、現場の反対を乗り越えてAIを定着させる組織づくりまで。大企業も中小企業も、あらゆるビジネスパーソンが今日から使えるヒントが満載です。
AIを最高の相棒として使う。次世代の勝ち残り戦略『AIファースト経営』の世界へ、本書と共にその一歩を踏み出しましょう。
【目次】
旭鉄工で働くAIたち
はじめに AIを導入するかしないかの議論はもう終わっている
第1章 旭鉄工のAIファースト経営の実践
第2章 現場の暗黙知を最強の武器に変える
第3章 意思決定を工程化せよ
第4章 AIファースト経営が作る人材と組織
第5章 AI時代の経営 正解を超えて決める仕事
第6章 今すぐ、あなたの手で「最強のチーム」を動かせ
おわりに 今日、あなたの手で最初のプロンプトを
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
AI活用で役割と哲学から先に決める発想は役に立った。色んな人とAIに関して話してもホンマにそれだと。Agent作って連携させてナンボ。
それと古典的な製造業の仕組みや、野中郁次郎の暗黙知から形式知にする話、IoTセンサーネットワーク構築方法が頭に入ってないと、AIは組織的には広まらない印象。
Posted by ブクログ
AIの技術本ではなく、AIを会社の改善にどう組み込むかを考える本
普段から仕事で生成AIを使っていますが、「AIを使う人は増えたものの、会社全体の生産性が劇的に上がった実感はあまりない」と感じており、旭鉄工がどのようにAIを改善活動につなげているのか知りたくて読みました。
特に共感したのは、データを取ること自体を目的にしないという考え方です。
まず「何を把握したいのか」「何を改善したいのか」があり、その判断に必要だからデータを取る。社内では「まずデータを取れるようにしよう」という話が先行することもありますが、そのデータで何を判断するのかが決まっていなければ、データ収集自体が目的になってしまいます。この点は非常に納得感がありました。
また、AIは答えをそのまま採用するものではなく、自社の考え方や判断基準を与えながら育て、最終的な判断と責任は人間が持つという考え方にも共感しました。私自身も普段、AIと壁打ちしながら仕事をしているため、自分の使い方の方向性は大きく間違っていなかったと感じました。
全社的なAI活用については、最初はトップダウンの方が進めやすいとも思います。現場の社員だけでは、会社としてどこまでAIを使ってよいのか、セキュリティや社内ポリシーも含め判断しにくいためです。経営側が最初の方針を示し、成功事例ができた後にミドルアップ、ボトムアップで広げていくのが現実的ではないでしょうか。
一方で、少し物足りなかったのは再現方法です。
iXacsで生産数や停止時間などを取得し、改善につなげている仕組みや、AIに判断基準を持たせる考え方は理解できました。ただ、多くの企業ではその前段階である「現場のデータをどう取るのか」で苦労していると思います。
同じようなIoT基盤を持っていない会社が、まず既存データから何を始め、どんなデータを追加し、それをAIにどうつなげていけばよいのか。具体的なAIの構築例や設定方法も含めて、一例でももう少し踏み込んで紹介されていれば、さらに実務で再現しやすかったと思います。
最新AIの高度なプロンプト技術やシステム構築方法を学ぶ本というより、AI・データ・現場改善をどう経営につなげるかを考える本です。
普段からAIを使っている人には、AIそのものについて驚くほど新しい内容は多くないかもしれません。一方で、経営者、管理職、改善担当者が「会社としてAI活用をどう進めるか」を考える材料としては参考になる一冊でした。