【感想・ネタバレ】山響呼のレビュー

あらすじ

「さよならが近づくとなにもかも愛しく感じるわ――」亡くなった祖母はそう言っていた。だが、それは嘘だ。離れていくと思ったら、悲しくて悔しくて嫌いになるはずだ。少女・夜子(よるこ)は祖母の魂を山に還した山響呼(やまびこ)の少年に、その思いをぶつけるのだが――!? 圧倒的感性が光る、デビュー作を含む短編5作を収録。〈収録作品〉王様と魔女/逃亡前夜/夜のおばけ/山響呼/夜店

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Posted by ブクログ

ネタバレ

カムさんのデビュー作の短編集。
『王様と魔女』…魔法で鳥になった王様と魔女の話
『逃亡前夜』……不変の誓いを破った吸血鬼の話
『夜のおばけ』…祖父の遺言に縛られる男の子の話
『山響呼』……… 山に住む”やまびこ”と女の子の話
『夜店』…………眠れない男の人の話
の五編が収録されています。

『夜のおばけ』がすごく好きです!
 ”死んでしまった大好きな人”との向き合い方を、手探り状態で考えるこどもが丁寧に描かれていました。
 死体に触るのには不思議な恐さがあります。
その理由が、作中の台詞を読んですっきりしました。
 主人公のなの君の弟、にお君もすごく可愛いです。

0
2014年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表題作の山響呼と王様と魔女、夜のおばけと夜店が特によかった。ほとんどじゃない。
べたべたしたものを爽やかと勘違いするような妖怪ものがある中、サッパリしていてよかった。うん。
当てこすりぽくなってしまったけど、感傷に浸りすぎないで、わかり合えなくて、理解出来なくて、よかった。

0
2013年09月24日

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