【感想・ネタバレ】中原中也全詩歌集(下)のレビュー

あらすじ

「あばずれ女の亭主が歌った」、とうたった相聞の詩人。「老いたる者をして静謐の裡にあらしめよそは彼等こころゆくまで悔いんためなり」とうたった、〈神〉なるものを求めた祈りの詩人。時を超えて読む者の心に深い感銘を与える夭逝の詩人の刊行詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』の2冊の詩集と、未刊詩篇の全てを収録の上、新たに編纂した決定版全詩集。

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Posted by ブクログ


なかでも感動した詩はこれじゃ
『春宵感懐』
『悲しい歌』
『春日狂想』
『夏過けて、友よ、秋となりました』
『野卑時代』
『山上のひととき』
『お天気の日の海の沖では』
『Qu’est ce que c’est?』
『別離』
『ひからびた心』
『一夜分の歴史』


ひからびたおれの心は
そこに小鳥がきて啼(な)き
其処(そこ)に小鳥が巣を作り
卵を生むに適していた

ここ笑った

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2020年09月04日

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