【感想・ネタバレ】シェアハウスの群狼のレビュー

あらすじ

吹浦湊人は生まれながらに十数秒後の未来が視える能力を持っていた。しかし、他人と異なるその能力のせいで、通っていた高校を辞め、折り合いの悪かった家族とも離れて日銭を稼ぐ放浪生活を送ることに。そんなある日、カツアゲされていた湊人を警察官の黒谷千景が助ける。一方、日本各地で男子高校生が股間と頭部を滅多打ちにされて殺される連続殺人事件が起こっていた。湊人は千景に、その連続殺人事件について話を聞かれるが……。波乱の展開と衝撃の結末が待ち受ける、傑作サスペンスミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

杉井光さんの新作が出たと聞いて、すぐに購入しました。
描写が上手いからこそ、殺人シーンは結構グロい。
でも、湊人がシェアハウスの住人に心を開いて行く姿や、千景が能力と目の前の人間に向き合う姿が鮮明に描かれていて本当に面白い作品だった。
ヒューマンドラマとしても、推理小説としても面白い。
というかとにかく、相馬が可哀想すぎる。
出版社で暴れてた時から、湊人の父親が何らかの形で相馬の作品を盗作してるんじゃないかと疑ってたぞ!でもまさか、その湊人の父が犯人とは思わなかった。そこから、父が犯人だと気づけるチャンスがあったのに、、、
湊人も、千景を信頼して、よく言ってくれたなあ。
あと、スヲミがなかなかミステリアスな家庭的イケメンキャラだったけど、人の存在を消す能力を持ってるとは思わなかった。人の心を読む能力とかかと、勘違いしてた。
両親を消した過去もあるとは。。
なにか理由があったんだろうなとは思うので、もっと過去ストーリーが読みたい。
シュロの、過去もかなり壮絶。
匂いに敏感すぎるって本当に辛そう。しかもそれで、母親の苦しみを知ったという…。かなり報われない過去だったけど、今はゲームもして、スヲミの美味しいご飯を食べられて安心して過ごせてそうで良かった。
シェアハウスの住人たちの、それぞれの能力も性格も、個性的で、キャラがたってて良かった。

杉井光さんの新作っていうことで目を引いたけど、表紙もめっちゃいい。シェアハウスの4人が描かれてたから、すぐにキャラクターを想像できて話に没入できた。
始まり方も、すごく引き込まれた。
まさかの、被害者視点……
未来の自分の行いのせいで殺されるんだから、何がどうなって殺意を向けられてるのか分からなすぎるよね……怖い。でも正直、父親の瑠璃子を守りたい気持ちにも共感できるから、少し味方をしてしまう……。
2巻早く読みたいです!!
何気に氷室さんも気になるなあ。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

異能力をもつものたちのお話。

異能力者が、その力を犯罪に使わないよう、秘密裏に警察の監視下に置かれて、共にシェアハウスで暮らしている。

単純に、異能力を使って警察に協力して謎を解き犯人逮捕に繋げる、というだけのお話ではなかった。

全体を通して暗めで、犯罪の内容も残忍で、異能力者の苦悩もリアル。

その能力いいな、とは一切思わなかった。

なんとなくまだ続きそうな予感はしたので、続編が出れば読みたいです。

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

数十秒先の未来が見える主人公 × 男子高校生の股間と頭部が滅多打ちにされる殺人事件というあらすじに、どんなストーリーになるのか気になって購入。

能力者が複数出てくるけど派手なドンパチは全くなく、能力を持つことで生活しにくくなっている様子や葛藤など、ずっと仄暗さや後ろめたさが漂うような内容でした。

犯人も動機も解決方法もやるせない気持ちになるけど、能力者同士のシェアハウスを通じて少しずつ主人公が前向きになれたのは良かった。

主人公の成長や他のメンバーの過去にも着目した続編とか出てくれないかな〜

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

いきなり殺人現場から始まるのですが、これがかなりグロい(多分男性は痛い)。なので、小学校NGです。あとは、能力や個性的な面々が事件を解決に導く感じとかが、ラノベを文学的に昇華させたような印象を受けました。推理小説だけど、考え過ぎずに、サラサラと読み進められます。キャラクター設定がおもしろく、続編でそうな終わり方をしています。面白かったけど、内容が暗い!めちゃくちゃ救われない人もいるし、主人公も暗いし、能力も重い人いるので、スカッとしない系です。謎が解けるのは、あー、なるほどあれがこう、これはあの回収、みたいにスカッとします。
湊人は十数秒先の未来が見える、しかし、それだけの力はあまり役にたたず、災難を回避する動きをすれば変人のように思われてしまう。また、12歳の時母が癌で亡くなったのも孤立感に拍車をかけた。父親は売れっ子の推理小説家だが、打ち解けておらず、ついには、親の許可を得て高校を中退し家を出た。未来視の能力で雀荘で荒稼ぎして目をつけられ暴行されているときに警視庁の黒谷千景に確保され、家に連れていかれた。そこにはスヲミという長身で栗色の巻き毛の華やかな男性と、ハクロウという名前でゲーム配信しているシュロがいた。未来視の能力を知っていてここに連れてこられたらしい。
そして、通っていた高校の一人が殺された連続殺人事件のことを問われる。
事件の真犯人は?能力者の仕業なのか?

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

異能力刑事物…と言うとバンバン異能力を使ってド派手な活劇を繰り広げるのか?と思われるかもしれないが、かなりまっとうに刑事物として成り立っている。
異能力はほとんど出てこず、物語のほとんどは地道な捜査と推理で成り立っている。
最後まで秘匿されていたスミオの異能力がかなりぶっ飛んでいたが、それを背負う千景の人物像に奥行きが出てよかった。ブロマンス的なおいしさもある。続編も作れそうなネタなので続いて欲しい!

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2026年07月21日

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この作品に漂う中二病の世界観は嫌じゃなかった。ファンタジーっぽかった。
続編がでると踏んでいる。楽しみ。
「世界でいちばん透きとおった物語」の3作目も読みたいな。

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2026年07月16日

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ネタバレ

なにこれ面白い。
能力者が集まるシェアハウス。
連続殺人の犯人がまさかだった!
気持ちよく騙されてよかったなぁ。
事件自体はグロいんだけど、犯人の気持ち考えたら私でも同じことするよ。
どうにも未来を変えられないのなら、いっそのことってなるのは仕方ない気がする。
シリーズ化しないかなぁ
スヲミやシュロの能力の活躍も見てみたい。

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

十数秒先の未来を見ることが出来る主人公が、家出をしてトラブルに巻き込まれたところを刑事に助けられる。その刑事に連れられて、能力者の集う一軒家でシェアハウスをすることに。
その刑事は、男子高校生が頭と股間を滅多打ちされて殺害される連続殺人事件を追っていた。
シェアハウスの住人たちが個性的で、みんな能力を持っている。能力ものなので、すぐに能力が明らかにされるのかと思いきや、意外とみんな話さない。なので、事件はもちろん、能力も気になるから一気に読んでしまった。
住人はみんな明るいのに、能力が本当にエグい。住人たちの過去も、事件の真相も、それに繋がるある人の結末も、全てが重い。重すぎる。
でもかなり自分好みのお話だったので、シリーズ化希望します。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

十数秒後の未来が見える主人公や、警察官の家にシェアハウスさせられる展開はとても興味が湧いた。超能力が使える世界線はおもしろいと思うし、殺人事件とどう繋がるのか期待した。ただ主人公の能力がほとんど活かされないのと、ぶっ飛んだ能力者に無理矢理感を感じた。犯人も想像していた通りで、設定が中途半端だと思った。星3.5

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2026年09月10日

Posted by ブクログ

超能力者と殺人事件
サクサク読めるけど、ちゃんと奥行きもあって面白かった!続きが出たらまた読みたいです

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

十数秒後の未来が視える能力を持つ湊人は、高校を辞め日銭を稼ぐ放浪生活を送っていた。
ある日カツアゲされていたところを警察官の黒谷千景に助けられ、男子高校生を狙う連続殺人事件について話を聞かれる…。

冒頭から少年(被害者)の股間がバットで滅多撃ちされる衝撃シーンに仰天しました。
これは痛い…!男性のみなさんお気をつけ下さい(?)
特殊能力モノですが異能バトルや派手なアクションは無く、王道の警察ミステリーに少し能力が絡んで真相に繋がっていく印象です。
主人公の湊人が未来視の能力を持ち、千景に連れて行かれたシェアハウスの住民も人とは違う能力を秘めています。
連続殺人事件に能力は関わっているのか、動機は何なのか、今まで自分以外の能力者について何も知らなかった湊人が段々と犯人に迫りドキドキしました。

最強のチート能力が登場するも、発動条件や効果の範囲がはっきりとせず何となく後を引く読後感に…。
キャラクターは魅力的なのに、淡々とストーリーが進むのが少し勿体なく感じてしまいます。
続編があれば、能力や人物像がもっと深堀されるのを期待したいです。
(装画のシェアハウス4人組がみんなイケメンで助かります…!笑)

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいて犯人はおそらくあの人、きっかけになるのも何となくわかったけれど、繰り返し見る悪夢のような未来視に苦しめられた末の事件だと思うとやるせない
湊人が未来を変えられなかったのかと悔やむのも頷ける
とは言え、“6人目の被害者”にとっては許されないこともしているわけで…
未知の力を持つというのは良い事よりも苦しい事の方が多いのかなと感じてしまった

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

ファンタジーは苦手だけど、あらすじに惹かれて読んでみました。
能力形だけど、そこまでファンタジーではなく
ちゃんと最後まで読みました。
能力絡んでくると、いろんなことがありになっちゃうからどうかなーと思ったけど
そこまで、おいおい、なんでもありか!って感じにはならず、
人らしさもちゃんとあり
楽しめました。

ただ、誰が主人公なのか、主人公なんてそもそもいないのか?
みんなほどよく薄めに登場してるように感じてしまって、だからかな?没入はできませんでした。
でも、映像化とか想像できちゃう

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

途中で犯人は予想できたけど、動機は最後までわからなくて気になって一気に読んだ。とても苦しいと理由だった。もし続編があるなら読みたいと思う。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

今回もお初の作家さん。
読みやすい、そしてまあまあ面白い。
能力ありきの推理だからその辺は弱いのだけど。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

表紙からしてライトな感じのミステリーを想像してたけど、結構重めのストーリー。
犯人の犯行理由は可哀想だと思うけど同情はできないし、酷い殺され方された被害者達にも可哀想だと思いきれない。
感情の持って行き方が難しい。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

・シェアハウスに住む特殊能力持ちのイケメン男子たち(カバーイラストから勝手に想像)
・男子高校生の股間と頭部滅多撃ち連続殺人事件(なんだその残忍な事件、怖すぎる!)
・235ページという厚みのミステリーの割に、比較的丁寧な心理描写

以上から、まさに一気読みできるミステリー小説だった。

シェアハウスの住人たちの能力やバックボーンが徐々に明らかになっていくのだが、その小出しの仕方がなんとも焦ったい!
読者に、もっと彼らを知りたい!と思わせる巧妙なストーリー展開になっている。
そう。とにかく、彼らの人物像が魅力的すぎるのです。

そして、本作もまだ小出しの作品にすぎず、きっと続編(シリーズ化)により更に小出しされていくのだと思う。そうであって欲しい。
その小出しが実現されることを祈りたい。

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2026年06月20日

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