あらすじ
第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は
どんでん返しが止まらない!
怒濤の推理戦に選考委員も驚愕!
「冒頭から仕掛けられていた罠が見事に決まっている」――千街晶之(ミステリ評論家)
「複数のフェイズを通して多彩な要素を盛り込み、意外性に拘ったエンタテインメント精神は注目に値する」――福井健太(書評家)
「構成が上手いし、構成要素のそれぞれも魅力的」――村上貴史(ミステリ書評家)
(あらすじ)
小学校の卒業式前に起きた女子生徒転落死事件。殺人の仕掛けがあったことから、警察は学校関係者のなかに犯人がいると推測し捜査を進めるが、生徒への聞き込みが難航し事件は迷宮入りに。15年後、当時の事件に酷似した内容の小説が投稿サイトで発表され話題を呼ぶ。事件で転落死した女子生徒の妹・杏月(あづき)は小説に不審な点を抱き、事件の調査を始める。その矢先、さらなる事件が起き……。
【著者について】
高森泉(たかもり いずみ)
東京都生まれ、宮城県仙台市育ち。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み易くてストーリーに惹き込まれていきました。小学生の犯した殺人事件は、裁けなくても成人してから元同級生を殺害した件は別だよなぁと思いながら犯人はクズでしたね。
面白かったです。読みながら推理してました
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!
どんでん返し好きにはたまらない一冊で、どんでん返しからの、え、またどんでん返し!?うそーん!?ってなる展開で読み出し始めるととまらなかった。
再読するとまた違った見方で楽しめそう。
周りにもオススメしたいくらい出会えてよかった一冊。
Posted by ブクログ
前半で感じた違和感、それは後半で納得できた。
構成がよくできていて、最後まで真実発見を楽しめた。
『このミステリーがすごい!』の大賞最終候補作で、隠し球としてのデビュー作。
ダイイングメッセージのところが加筆修正されたとのことだったが、ノミネート作品も読んで、本作と比べてみたいと思った。
Posted by ブクログ
「ぼく」が誰か最初わからない。しかも黒板に書かれた名前で佐藤くんが僕なのかと思って読んでいた。結局、すごい騙されました!!最後まで楽しんで読めた。
ぼくは八木の給食費を盗む。6年1組で赤幡が給食費を盗んでいるのも見てしまった。神社でなぜそんなことをしたのか訊いてみると、父親に虐待されているようだった。
祖父のうちが空き家になってるはずだったので、そこに逃げようと言った。6年全員の給食費を盗んでそれを逃走資金と生活費にあてる。だが盗もうと思ったのに手筈が悪くて失敗した。だがなぜか5年生の集金袋を手にすることができた。だが目撃者がいた。山下美緒だ。山下美緒を音楽室から突き落として殺した。警察が調べ始める。
Posted by ブクログ
この本を読んだ後に他のレビューを見たけど、ダイイングメッセージが無理あるって意見がいくつかあった。
でも死んじゃった小学生は、聞き手の指を落下時に骨折していて、息も絶え絶え。利き手ではない手で、犯人の名前を書くには、字数も多い。そーなると稲妻の方が、死んじゃった小学生は書きやすかったんじゃないかなって思う、よく細部まで読めば(第二部で、美緒の検視がされているとこに描かれている)違和感が解消されると思う。
それにしても総じていい作品だった!
Posted by ブクログ
どこか些細な違和感?が残るまま6割ほど読み終わりこの先どうなるの?と思いながら後半は一気に伏線や違和感が解決。
何度か前のページに戻る箇所があり、あぁ、なるほどな。
好みのストーリーでおもしろかった。
母にも勧めよ♪
Posted by ブクログ
なかなか良かった
そして見事に仕掛けにやられた
確かに、序盤考えたら違和感あるよね
それを含めてミステリの面白さが十分な作品でした
3354冊
今年253冊目
Posted by ブクログ
小学生が犯人というところまで辿りついたのに、なぜそこから事件がお蔵入り、、?
小学生がそこまでできるかっていうツッコミどころがあり前半は微妙だったが、後半まさかの事実が色々出てきて中々面白かった。
Posted by ブクログ
是非、読んでと勧められて読んだが面白かった。ほぼ一気読み。八木が実質探偵役ってくらい勘はいいし、推理力もあるしで、生まれた環境が違えば…と思ってしまった。巻末の解説でダイイングメッセージの扱いに疑問との講評があったが発刊にあたっての改稿で加筆したという部分が良かったのか、ダイイングメッセージには違和感がなかったように思う。2組の運命のカップル。一組は本当の運命だったんだね。再会の場面と結婚生活が幸せそうでホッコリした。そして真犯人はストーカー気質だし、何でそんな短絡的に殺してしまうんだと怖くなった。捕まったことに納得いかないと思ってることと模範囚感を出していることから、仮に出所できたら一直線に関係者をヤリに行くんじゃないかと心配になった。エピローグは悲しい。結果的に先生は真犯人ではなかったけど殺意を持ったのは事実だったのに最期の想いが好きだったよとは…。
Posted by ブクログ
朝、学年集会の間に、6年1組の教室で給食費の窃盗をした。
盗まれた児童、八木道雄は素行が悪く、もともと給食袋にお金はなかったのでは?いや、自分で盗んだのでは?という疑れるのをみこしていた。
そっとその場を離れようとしたら、他のクラスのマドンナ、赤幡由美子も同級生のカバンから給食費を盗んでいるのを見てしまった。彼女はお金持ちのはずなのに、なぜ?
放課後、彼女の後ろをそっとつけていくと、神社のお賽銭箱にぜんぶお金を入れているのを見た。ますます、なんのために給食費を盗んだのかわからない。
草むらに投げ捨てた袋をそっと回収した。
赤幡由美子とはそこから話をするようになった。彼女は父親から虐待をうけており、逃げ出そうということになった。
青森県の八戸に逃げようと。それにはお金が必要。
そこで、学年全部の給食費が集まる日に校長室からお金を盗もうということになった。その計画に、八木も加わることになってしまう。
八木が悪さをして、いつものように校長室でおこられている間に、
職員室の掃除をしているぼくがボヤをおこし、混乱のなか、八木は金庫から盗む(何度も怒られているときに金庫の開け方を知っていた)
そして窓から集金袋を投げて、したにいる赤幡がうけとり、チャボ小屋にかくす。
あとはそれを回収する。
しかし、それを山下という女子児童が写真で撮っていた。
それをネタに迫られる。(好意をもたれていた)
赤幡と一緒に八戸に無事に逃げる・・・絶対それだけは!!
その気持ちで、山下を殺そうと画策する・・・
って感じから始まるんですが、ここまでも面白いけど、
この事件、犯人不明で終わり、
赤幡と、こうちゃん(ぼく)はどうやら離れ離れになり、
15年後、
山下の妹、杏月が登場。姉を殺した犯人の手がかりを知ることとなります。
そして、八木が殺される。
15年前に姉が殺された事件との関連はあるのか・・。姉は誰に殺されたのか・・・?
って話。
途中で「え?は?」っていうびっくりがありまして、それによって今までの自分の脳内情景が一気に変わったのが面白かった。
Posted by ブクログ
「このミス」大賞2026隠し玉の小説。
どんでん返しとわかって読んでいても騙されてしまう。随所に違和感は感じてるんだけどな。
デビュー作という事で次の小説も楽しみ。
Posted by ブクログ
最初のぼく視点の描写の言葉の違和感。ずっと気になって読んでいたが、それはもちろん私の思い込みや想像で読んでいたので当たり前だった。
後半で納得!その違和感は解消された。
伏線回収ミステリーならではの展開は面白かったし最後まで犯人がなかなか分からなかったのでその分、一気に読んでしまった。
Posted by ブクログ
犯人がわかった状態で、真相がバレるまでの探偵役との駆け引きとかの話かなぁと勝手に思っていましたが、このミス大賞でしたね。
どんでん返しに次ぐどんでん返しでした。
この人そうだったの?!え?だまされた〜!!
え?犯人この人?誰だっけ?小学生のときにも出てきた?いたー!!!
小学生でこの執着心と嫉妬深さ、怖すぎるやろ…。
という気持ちで読み終えました。
なぜ集金袋をこうちゃんとゆみえちゃんが盗んだのか知らなかったから仕方ないのですが、理由を知る私はゆみえちゃんが助かるための盗みを脅しに言うことを聞かせようとしてくる美緒ちゃんに、イライラしてしまいました。
でも、殺すのは違うやん。
そう思っていたら、もっともっと独りよがりな理由で美緒ちゃんは殺されていたんですよね。
何だあいつは。杏月ちゃんへの執着も、美緒ちゃんへの執着の延長なんだろうな。
そして八木。なぜそんなに己の恨みに対する執着が強いんだ。要領良さそうなので真っ当に生きたら成功すると思うんだけど…。
結局人を陥れるつもりが自分で墓穴掘ってたという人生になってしまいました。
こうちゃんとゆみえちゃんの出会いは小学生と研修の先生ですが、小学生時代はゆみえちゃんからのモーションだけ(でしたよね?)その後の関係性はゆみえちゃんが大人になってからなのでセーフかな、と思いつつちょっとモヤっとする気持ちはあります。
女の子を育てている母としてはね。
やってはいけないことをしてしまったこうちゃんとゆみえちゃんですが、警察に自白したあとはどうか美緒ちゃんの死を忘れることなく2人肩を寄せ合って幸せに生きていってほしいです。
Posted by ブクログ
小学生による犯罪か?最近の子どもは考える事が凄いと思いながら読んだ
思い込み・先入観で…名前だけで勝手に小学生による犯罪だと思ってしまった
10年経っても『罪の意識』を抱えて生きていく辛さに悩まされていたなんて悪いことをしたら償わなくてはいけないということだ
Posted by ブクログ
いやー騙された。
話の流れからとある思い込みをしたまま、話を読み進めていたので…
途中、事件は解決せずにあれ?どうなってるの?
上手くいかなかった?と思っていたけど、真相が解明されていく中、えっ?そうだったの?と見事に騙されました。
Posted by ブクログ
終盤は伏線回収、どんでん返しの波状攻撃って感じで面白かった。
話し手の視点がかるとこと、真犯人がなかなか明らかにならないとこが良かった。
前半のペナルティ表で、最後絶対名前絡ませてくるやろうと思ったら、ペナルティ表以外の名前にも絡んできて予想超えられた。
まさかこうちゃんがロリコン実習生だとはなぁ。ただ教育実習生が集金泥棒するかいな。
あとバレッタに指紋残らんやろし、残ってたとしてこうちゃんは知り得ないよね。
Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて購入した『このミス』大賞の隠し玉作品。
小学生のダークな部分ってなんか好きだ。
後半は夢中になって読み進めた。
主人公はなんで給食費を取ったのか?等若干気になる部分はあるものの面白かった!
Posted by ブクログ
文字通りに読み進めてはミスリードにハマると分かっているのに、しっかりハマってしまった。
エピローグは切なくなる…
金木犀の香りがするから(?)なんだかセンチメンタルな作品だった。
多くはネタバレになるので語れない!
Posted by ブクログ
まあまあ。こうちゃんの違和感は確かにあったけど先生とは思わなかった。登場人物が少なく予想出来る展開だが、読みやすいからスピード上げて読んでしまうせいでおっとびっくりがある。それも作者の作戦か??
Posted by ブクログ
真犯人に辿り着いたと思ったらそこからが体感2〜3ページしかないようなスピード感で終わったので呆気なかった。が、たしかに予想できない犯人ではあった。
だが犯行動機があまりにつまらなく単純。でも小学生の頭の中ってそんなもんか…と思いつつ、いやでもやっぱり衝動的にしたとしても、そこまでやる?!となんだかスッキリしない終わり方。
それよりも一応ミスリードとして犯人っぽく扱われてきた人物の頭の中や心情、計画性などとにかく細かく描かれてるからこその呆気なさなのかもしれない。
真犯人が分かる直前までがむしろ一番面白かった。主人公はきちんと主人公だった。
そしてキーとなる集金泥棒計画のきっかけとなった、彼女の家族の闇はどうなったのだろうか。
それが後々繋がってくるのかと少し期待して読んでいたので、そこもまたモヤっとした原因かもしれない。
Posted by ブクログ
真犯人に辿り着くのは至難の業ですね。
解決編で二転三転する展開はスピーディーでしたが、あまりにも振り回され過ぎて犯人に到達した頃にはくたびれちゃってました(歳かな?)。
Posted by ブクログ
まんまと騙された。真相が分かってから序盤を読むと確かにそうとしか思えない記述になっていて、思い込みにやられた感があった。
序盤は若干冗長な感じがあり、なぜこの展開になるか理由説明が乏しいところはあるが、後半の展開スピードとトリック、伏線回収はよかった。
Posted by ブクログ
“ぼく”の文体が小6とはいえ、子供の語彙じゃないだろうと思いながら読んでいたのに見事だまされた。
こんな小学生いないだろ、もっと子供っぽい文章で良いのにと思っていたので、恥ずかしい。笑
最初から仕掛けられてたんですね。