【感想・ネタバレ】日本の教育改革 産業化社会を育てた130年のレビュー

あらすじ

日本の緊急課題のひとつは教育問題であるが、問題の現況とそれに対する処方箋を考えるとき、謙虚に学ぶべきは、やはり、明治以降の教育の歴史的経緯であろう。具体的事実に即して近代教育史を俯瞰すると、そこに見えてくるのは意外にも「教育改革」の連続であった。本書は、産業化と個人主義化という一貫した流れを視野の基本に置き、日本の教育が、その時代時代の要請に従って、どのような改革の道を歩んだのかを辿るものである。

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Posted by ブクログ

我が国の教育改革の流れをつかむには最良の書。著者の教育政策に対するスタンスは分からないが、というか分からないぐらいニュートラルに書いておられるところがまた良い。簡潔で過不足無く日本の教育改革の概観が分かる良書。

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2009年12月15日

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