【感想・ネタバレ】地蔵の背/埃家のレビュー

あらすじ

崩れてゆく、家族の絆を描いた2つの受賞作を収録! 「地蔵の背」――妻と息子を連れて里帰りをしていた僕は、地域の地蔵盆に出くわした。子どもの頃に必ずお参りしていた地蔵を、息子と一緒に拝んだ。かつて、この地蔵の祠の中には僕の妹がいたのだ。郷愁を誘う、しみじみと怖い一篇。/「埃家」――久しぶりに実家に電話をかけると、お袋の様子がどこかおかしい。親父も普通ではない。何か理解できないことが起こっているのだろうか。気になった俺が、実家で見たモノとは。家族が何者かに侵食されてゆく恐怖 。第7回『幽』怪談文学賞短編部門「

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どうやらハードルが上がり続けている『幽』怪談文学賞。
こちらは第7回短編部門準大賞の2作品を収めたもの。
「地蔵の背」はゾクゥとしましたよ。
「埃屋」はよにきみょでいけそう。
大賞に選ばれる作品とは一体…期待が高まるやんけ。

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2014年01月19日

Posted by ブクログ

幽怪談文学大賞作品。合本なので一冊で二度おいしいという感じです。
「地蔵の背」に続く一連の作品は、一見ほんわかしそうで、でもやっぱり邪悪。どこかしらノスタルジック感もあるけど、じわっと嫌な後味が残ります。
「埃家」に続く一連の作品は、とにかく嫌な雰囲気が満開。じわじわじわと気持ち悪さが押し寄せてくる印象でした。嫌だこんな家!

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2013年06月29日

Posted by ブクログ

「『幽』怪談文学賞」準大賞の2作品を一冊にまとめたもの。「地蔵の背」はホラーというよりは、感動作みたいな印象。でも、ちょっと不気味な終わり方にさせていたのは単なる感動狙いと違ってよかった。「埃家」もちょっとホラーとは異なる感じ。選考委員も言ってたけど、SFものかな。コチラの方が個人的には好み。

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2013年05月31日

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