あらすじ
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上機嫌とは、ただ楽しければいいというだけの刹那主義や、単なるハイテンションの状態のことではない。どんな困難にも立ち向かえる、「ぶれない心」を持つことである。上機嫌は、明るく、安定感があり、持続する力もある。グローバル化による急速な社会の変化、長引く不況など、マイナスの感情を生みやすい時代だからこそ、上機嫌力を身につけて、「生きる力」を引きだそう。
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Posted by ブクログ
チェック項目19箇所。上機嫌率10割を目指すもの・・・10割はムリなのを前提に。上機嫌の時間を増やすことで生活は楽しく豊かになる。上機嫌でいる生き方の楽しさや生きていくうえでのヒントを感じてもらいたい。上機嫌の反対は不機嫌。不機嫌はゼロ。機嫌そのものがポジティブ。「何のため」を自分に常に問いかける・・・上機嫌率アップ。適度な危機感は生きていくうえで必要。モチベーションが下がらないコツが上機嫌。社会的成功とは全部エネルギー。ストリートで酔っ払いに罵られることもあったが逃げない。ストリートに出ることで自分がいかにちっぽけな人間かを知る。マザーテレサ・・・組織を作ると本当の温もりが伝わらない、ちっぽけなもの同士が手をつなぐことでしかわからない。基礎が大切だけど、基礎に「とらわれる心」や「こだわる心」が表現力を磨くことの足枷になることがある。答えがあって作品を作るのではなく、作品を作ることで答えを出す。バッシングに負けて自己否定すると自分を信じてくれる人まで否定することになる。教育・・・エデュケーションはラテン語で引き出す。どんな人にも不機嫌になるパターンがある。やれることはやってあとは楽しむ。「喜んで〇〇する」と口に出す。すべてを遊びに。上機嫌でいること・・・家族に常に関心を持つこと。論語にもある毎日を楽しむ人が一番強い。好きで何かに打ち込むより毎日を楽しんでいる人のほうがすごい。
Posted by ブクログ
p.17
「上機嫌という言葉の反対は「下期限」ではありません。
「不機嫌」です。
期限にはマイナスカウントがなく、不機嫌はいつでもゼロなのです。
そう考えると機嫌そのものがすでのポジティブだということに気づきます。
数でいえば「1」からはじまる正の数です。
だから機嫌はいくらでも上に積み重ねていける・・・。」
p.98
「それで僕は、「教える」よりも「引き出す」ことに徹しようと決めました。
~中略~
教育は英語でエデュケーションですが、この語源がラテン語で「引き出す」という
意味の言葉だということを知ったとき、
自分は間違っていなかったと思いました。」
p169
「ダカラコソデキルコトー。
この言葉をつけるだけで、どんなことも希望になっていきます。
~中略~
人は、ないものばかりねだって、しかもできない理由ばかり探す傾向があります。
できない理由は探せば、いくらでも出てきます。
しかし、そのぶんだけ地震がなくなり、不機嫌になるし。
できる人に嫉妬するようになります。」