【感想・ネタバレ】若山牧水随筆集のレビュー

あらすじ

「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」広く愛誦される牧水の歌は、明治末年、与謝野晶子等「明星」派の歌人とは異質の歌風によって世に迎えられた。旅・自然・漂白の歌人と評された彼の代表的短歌120首と紀行文「山旅の記」、父母のことや自らの生い立ちを綴った「おもいでの記」のほか「石川啄木の記」などを収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 「若山牧水随筆集」、2000.1発行。牧水の歌百二十、山旅の記、おもいでの記、折りおりの記、石川啄木の記が収録されています。 ①白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ ②幾山河越えさり行かば 寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく ③白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり ④人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ ⑤それほどにうまきかとひとの問ひたらば 何と答へむこの酒の味 ⑥かんがへて飲みはじめたる一合の 二合の酒の夏のゆふぐれ

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2021年10月17日

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