【感想・ネタバレ】田紳有楽 空気頭のレビュー

あらすじ

あくまで私小説に徹し、自己の真実を徹底して表現し、事実の奥底にある非現実の世界にまで探索を深め、人間の内面・外界の全域を含み込む、新境地を拓いた、"私"の求道者・藤枝静男の「私小説」を超えた独自世界。芸術選奨『空気頭』、谷崎賞『田紳有楽』両受賞作を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

田紳有楽は愉快な話だと思った。それに対し、空気頭は重い話だったように思う。空気頭では、『私』が自分の内面を理解しながらも、それに抗おうと必死な様が印象的だった。田紳有楽では、柿の蔕や滓見白が並外れた(飛行術や変身の術といった)目立つ能力を持っていたのに、グイ呑みは少々地味だったように感じた。個人的には弥勒菩薩の立ち位置が一番良かったかもしれない。

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2012年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下界に降りて来た弥勒菩薩が自分の金玉洗ってると、地蔵がやって来て「あれ?久しぶりじゃん!」的な事言うの最高!
善哉、善哉。

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2021年01月02日

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