あらすじ
アプロとラテルにあとを任せ、長期休暇をとったチーフ・バスターは自伝の執筆にいそしむ。チーフ代理として留守役をいいつかったアプロとラテルは、いまさらながらチーフの有能さに感心し、一方、宇宙海賊王・ヨウ冥とその片腕であるジュビリーは、火星のバーで対海賊課戦の策を練るのだが……人気シリーズ第4弾
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Posted by ブクログ
友人から借りました
SF。ファンタジー。
海賊課のおそらくは有能な刑事さんたち、アプロとラテル。そしてラジェンドラ。
今回はチーフ・バスターが休暇をとる話。主役はバスター。
八十八日も。ほほ、三ヶ月。
その間、チーフ代行として、アプロ、ラテル、ラジェンドラが基地本部に詰め込まれる。
フラストレーションが溜まりまくる、ラテル。(デスクワークにむかない。痔の幻覚にまで襲われて……可哀想に)
ほとんど仕事しないアプロ。(この悪魔にクレーム処理は無理…。でもいつも通り)
チーフ代理という立場にプライドがくすぐられ、いつもより妙なテンションの人工知能ラジェンドラ(宇宙船)。これ、、男なのか。ずっと無夜は女かと思っていたが。すぐにヒス起こすし。
夢、自己、物語。
自分は何かに操られながら、自覚なく動いているのだという、妙なシチュエーション。そして、そうした神に近い、運命にもなれそうな能力を持った男が、出てくる。
だが、彼はけっきょく、あの海賊に勝てなかった。
知恵比べなら、ヨウメイが勝つのだ。
力比べだと、アプロが勝つみたいだが、ヨウメイを仕留められるのはラテルだけのようだ。アプロは予備動作があるので(前回の舌なめずりとか、攻撃体勢とったりとか)、一撃を受けてもなんとか致命傷にならないように頑張ってから、逃亡することがヨウメイは可能らしい。でも、ラテルだったら、多分、殺されてただろうね。アプロと戦っている分には双方逃げ切りが可能らしい。
ちょっと内容は小難しかった。
それにしても地球人……木に滅ぼされていたのか。
なんかわからなくもないが……(だって一番、報復してきそうだもの、樹木たちは)