【感想・ネタバレ】敵は海賊・海賊たちの憂鬱のレビュー

あらすじ

悪の源・宇宙海賊を一掃しようという太陽圏連合の次期首長候補マーマデュークが、海賊王・ヨウ冥と対決するために火星の無法都市サベイジを訪れた。その護衛と案内をおおせつかったのが宇宙海賊課刑事のアプロとラテル。しかし、護るべきマーマデュークは偽物だった。本物は一体どこに、これは海賊の陰謀なのか?!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

[2012.05.11]
涙が出そうになるくらいかっこよかった。カーリーがうらやましい。
内容とは関係ないですが、ページ表面のなめらかさにうっとりした。

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2012年05月12日

Posted by ブクログ

これを読むと、日本の擬人化の歴史について思いを馳せたくなります。そもそもどっから生まれたのか、単に戦後のオタク文化の中から生まれたの?あ、見立てってこと?
まぁつまり、ラジェンドラやカーリーがよいな、ってことです。

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2015年02月20日

Posted by ブクログ

敵は海賊シリーズ第三作。
今回は正体不明の不死身の男、マーマデュークを巡って海賊課と匋冥がサベイジを舞台に大乱闘を繰り広げます。

一人と一匹と一艦によるお馴染みのドタバタ劇は勿論健在ですが、今作ではキャラクターそれぞれの感傷的な部分、表題である「憂鬱」がクローズアップされる場面が多く、読み手が彼らに感情移入すればするほど、物語の鍵を握る黒幕の正体に近付いていくことでしょう。

また海賊側――その絶対的存在である匋冥――の生き様や、正義と悪・生と死の定義といった哲学的な要素もちりばめられており、シリーズならではの読み応えに満足の溜息をつきつつ、休むことなく手は続刊へ伸びるのです。

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2013年04月24日

Posted by ブクログ

友人から借りました

 SF。ファンタジー。
 海賊課のおそらくは有能な刑事さんたち、アプロとラテル。そしてラジェンドラ。
 最強の海賊、?冥(ようめい。陶の、偏なし・でない。しょうがないから、冥で)。
 
 幻の海賊冥を引っ張り出そうとする、正義感の強い次期火星首相。
 何度暗殺されても蘇る、この男…。ついには冷凍にされてばらばらの肉にされて、何人かに食われても。
 腹を破って、復活……。すごい。
 アプロ以上の化け物です。

 そのアプロ。恐いキャラだったのですね。
 殺戮衝動の代償に、空腹を覚えているというのだから。
 戦闘が始ると、かなり恐い。この猫。
 海賊が猫嫌いになった理由がわかります。
「殺せればいい」「殺せないなら腹減った」と。
 殺す前に舌なめずり。
 ……あんた悪役ですか。

 そして風邪をひく戦闘宇宙船。一人で日光浴しに、水星にむかう……この船の知能はどーういう……。設計者の顔が見たいです。

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2011年05月29日

Posted by ブクログ

ラテルとアプロのいつものコンビがいつものようにドタバタしてましたが、今回も安定したエンターテインメントぶりで、中々楽しめました。

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2014年06月26日

Posted by ブクログ

海賊王匋冥に挑む時期首長候補マーマデューク。

彼の護衛任務を請け負い、海賊の街サベイジを訪れたラテルとアプロ。

だが・・・彼らの護るべき相手は偽者だった?!


海賊匋冥の憂鬱の種が増える好評第三弾。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

裏の世界で名を成す海賊が格好良く描かれています。現代の海賊もあんな風に頭が良いのかな。この本のカバーにある黒猫は何故あんなにワルっぽいのか、何故離乳食用のハイチェアを改造してふんぞり返っているのか、本を読んで納得しました。猫の晩餐も読もうかニャ。

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2009年10月14日

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