あらすじ
「ままならぬ現実を生きる彼らのしんどさを、私たちはよく知っている。けれど、ほんの少しの希望があれば前に進めることにも、私たちは気付いているのだ。」――恩田 陸
「新たな一歩」を踏み出す人々のひと夏を描いた感動作!長嶋有デビュー25周年記念作品。
築50年の大規模マンションの子供用プールで、監視員のアルバイトをする高校生の少女二人、ある日漫画が描けなくなった元人気漫画家、万引き癖をもつシングルマザー、突然高校を自主退学した息子とその父、年下の友人を亡くした漫画好きの老嬢……。ささやかな悩みを抱えた老若男女が過ごす夏の日々。老朽化し利用者も減る一方のプールに廃止の危機が迫り、
少女二人が立ち上がる。大好きなプールを守るために。
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Posted by ブクログ
この物語の主軸となるのは、とある大規模マンションに住む「季乃」という高校二年生と同級生で同じマンションに住む「かつみ」という人物です。この女子高生2人が、自分の住むマンションの中庭にあるプールの監視員をしながら同じマンションに住む様々な人たちの人間模様を描いた物語でした。
群像劇でそれぞれの人から見た視点で物語が構成されていました。
マンションにあるプールの老朽化、近くに市民プールができたことでお客さんが減り、プールを閉鎖しようかどうかマンションの住人で話し合ってたところが印象に残りました。
面白かった作品でした。