【感想・ネタバレ】社員もパートもみずから動き出す 「心の報酬」の与え方のレビュー

あらすじ

あなたの会社は、従業員たちの笑顔に溢れ、明るい挨拶が飛び交っていますか?
彼らはみずから考え、行動し、前向きに仕事に取り組んでいますか?
仕事のモチベーションに関する理論によれば、金銭的報酬は、満足ではなく、不満足を強化する要因です。お金は確かに大きな働きがいですが、少しずつありがたみが薄れていく。真の顧客満足を生み出せるのは、「働く喜び」を感じられる従業員だけなのです!

●聴く:話す=8:2の割合に
●社内MVP制度をつくる
●成長する上司の姿を見せる
●褒めるより叱るほうを真剣に …etc.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目11箇所。心からわき上がる笑顔と働きがいを持った「わくわく社員」を増やすために、そして、みなさんが「わくわくリーダー」になるために、本書がお役に立つことを願っています。小売業は35.8%、医療福祉業界などは38.6%という高い離職率に苦しめられています。誰にも働きぶりを認めてもらえない職場では、仕事に向かうモチベーションを維持できません、そこでリーダーの出番です、リーダーが、従業員に声をかけることで、期待感を伝え、感謝を伝え、そして承認することで、「役立ち感」を生み出すのです。ポイントは、〇〇さん、と冒頭に相手の名前を必ず入れることです、名前を呼ぶことは、お互いの心の距離をぐっと縮めてくれる大事な要素です。100点満点から一人分をマイナスして、99点? いいえ、そんな甘い点数はつきません、100人中、たった一人の気がゆるんでいるだけで、舞台全体が質の低いものに見えてしまいます、その結果、99点どころか、0点にまで落ち込んでしまうことだってあるかもしれません。たとえば、「神経質だね」という言葉と「几帳面だね」では、印象が180度変わります、同じように、「仕事が遅いね」ではなく「少し丁寧すぎるね」を、部下を指導するときも、こうした気遣いがあると素直に聞き入れてくれます。もし部下の失敗をおそれるあまり、部下に仕事を任せることができないのだとしたら、その失敗に応じた対策をあらかじめ用意しておけばいいのです、そうでなければ、いつまでたっても部下は成長することができません、「自分でやったほうが早い」という考えと言葉は禁物です。立派な理念や素晴らしいビジョンも、従業員に具体的なイメージで教えていなければ、彼らは実行に移せないということです。私は、すべての従業員に「〇〇のため」を見つけてほしいと願っています、「〇〇のため」が変われば、行動が変わるからです。リーダーの能力ではなく、リーダーの努力と情熱にこそ、部下はついてくる、そんなリーダーがそばにいると、部下達は、この人のために頑張ろう、先輩のようになりたいと、モチベーションを高めていきます。職場における楽しさとは、従業員が笑顔で、働きがちを持ち、いつも生き生きと働いている様子のことです、従業員どうしのコミュニケーションも良好で、なんといっても職場の雰囲気が明るい、これが職場における楽しさです。

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2013年06月09日

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