【感想・ネタバレ】処刑館殺人事件のレビュー

あらすじ

「そして、誰も書けなくなった――」
ミステリ作家であることの罪とは

ミステリ作家養成講座の恩師・宇宿部に招かれ「岨景館」を訪れた同期の作家六人。〈黒衣の処刑人〉を名乗る声がクローズドサークルとなった館にこだまする――「ミステリ作家は一人残らず罪人である」。作家たちは自作に絡めたやり方で次々と殺害されてゆく。

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Posted by ブクログ

いまやそれぞれデビューしたかつてのミステリ講座の同期たちが集まった館で起きる惨劇とは─
な館ものミステリ。
非常にリーダビリティが高くおもしろかったです。前作は「鬼神の檻」がジャンル横断エンタメフェミニズムSFという怪作(めっちゃおもしろい)でしたが、新作はなかなか真面目な本格ミステリ。ミステリ部分で言うと○○ものは久しぶりに読んだなぁ。
ワナビー、デビューしてからの苦悩、と作家や作家志望の抱える繊細さが描かれるのが魅力で、登場人物たちもかわいげがある。
いやぁ、しかしこんなにカスな犯人は久しぶりに読みましたよ。
作中にSNSでの評価や売上が読者のバズりに依存するなどの描写があったけど、リアルであり、しかし内輪で強い言葉使って感想言ってる界隈の倫理観がこれっぽっちも信用できないので、そのへんをあてにしないといけない業界って……と思うなども。

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2026年05月22日

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