あらすじ
家が檻になる、大どんでん返しサスペンス
広場恐怖症の男が屋根裏で創ったロボット。家族に披露したその時、“それ”は家を封鎖し、彼らに襲いかかる!? 驚愕のサスペンス
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ホラーです。SFサイコスリラー。想像するとおぞましくてヒィィ…と悲鳴漏れてしまうシーンがいくつかあったので、人が亡くなるシーンが苦手な方にはオススメできないです。
それでも確かに
・登場人物は4人(お隣のおじさんはチョイ役なので割愛したのだろう)
・300ページくらいで一気読み
という帯コメントは間違いなくて、読むのが速い人なら東京から大阪へ向かう新幹線、普通なら東京から岡山に着くぐらいで読み終えられそうです。何が起こってるんだよ…と夢中になって、最後の30ページどころか数ページで「エッ」と声が出ました。
ウィリアムの様相はスプラッタ映画「SAW」を想像してましたけど、読んだ方はどんなイメージだったのか知りたいです。
Posted by ブクログ
カナダの作家、メイソン・コリルの作品。既に亡くなられた作家で、アンドリュー・パイパー名義で邦訳が二作あるらしい。
閑静な住宅街。夫婦にはウィリアムというAIロボットがいる。友人を招いたところ、屋敷に閉じ込められてしまい…
凄い甘めの星4。
ミステリ要素もあると言えばあるが、何ヶ所か、本当にゾクっとするところがあり、SFホラーとしては非常に良い作品だった。
登場人物も少ない上に短い、何より読みやすい。若干、値段が高いのでコスパ的には…だけど。
ただ相変わらず帯に「ドンデン返し」的なことを書かなければいいのにとは思う。構えて読むと、そこまでの驚きはないので致命的ではないか。
何はともあれサクッと読めるので、重めの小説の合間にでも。
Posted by ブクログ
2026.06.15
帯でさんざんどんでん返し注意!とあおられているため、結末に意外感が少なくなってしまった。本の紹介って難しいですね。興味を惹くための工夫とネタバレとの境をうまく通り抜けないと台無しにしてしまうから。
Posted by ブクログ
メイソン・コイル『ウィリアム』ハヤカワ文庫。
『閉ざされた館で起きる連続死。ラスト20ページのどんでん返しを見逃すな。』というキャッチに惹かれて、予定外の購入。
登場人物リストによると、ロボット工学のエンジニアであるヘンリー、その妻で元経営者のリリー、リリーの元同僚のペイジとデイヴィスの僅か4人とAIのウィリアムしか登場しないようだ。
300ページ余りのボリュームで、読みやすい上に自律型AIロボットのウィリアムがもたらす、じわじわと迫りくるような恐怖の描写に目が離せなくなる。
不満な点は、どんでん返しを謳っていながら、著者が読者に嘘をついていただけだったことだ。そりゃあ、素直な読者はまんまと騙され、ラストに驚くさ。
アメリカの閑静な住宅街に佇む古風な屋敷。その屋敷は音声によるドアや窓の開閉機能や監視カメラといった最新鋭の技術を備え、ロボット工学のエンジニアで外出恐怖症のヘンリーと元経営者で妻のリリーの2人が暮らしていた。全く外に出ることはなく、ラボと名付けた屋根裏部屋にこもり、ひたすら研究に没頭するヘンリーを身重のリリーは何とかしようと努力していた。
ある日、ヘンリーの気分を変えてあげようと、リリーは元同僚のペイジとデイヴィスを屋敷に招いた。4人での楽しい食事と会話が弾む中、ヘンリーは自分の研究成果を披露すると言って、3人を屋敷裏部屋のラボに誘い、自律型のAIロボットのウィリアムを紹介する。
始めこそ行儀の良い振る舞いを見せるウィリアムだったが、次第に暴走し、身重のリリーに怪我を負わせる。さらにはデイヴィスが何者かに刃物で殺害されるのだが、ウィリアムによりヘンリーを犯人とする映像が映し出される。危険を感じたヘンリーはウィリアムを破壊し、バッテリーを取り出し、完全に動きを停止させる。
しかし、ペイジがデイヴィスの声に誘い出されたシャワールームに閉じ込められ、熱湯を浴びて死亡する。
果たして、この屋敷で何が起きているのか。AIロボットのウィリアムは邪悪な心を持ってしまったのか。
本体価格1,100円
★★★★
Posted by ブクログ
閉ざされた館で起きた連続死の真相は……
SFとホラーを融合させた心理スリラー。
登場人物は4人とAIロボットだけ。追い詰められていく緊迫感に読む手が止まりませんでした。
この作品を読むと、人間の傲慢さゆえのAIの進化が怖くなります。
ミステリー好きの方なら最後のオチは読めてしまうかもしれませんが、私は素直に騙されました(笑)
とりあえず、家のシステムはアナログのままにしておこう。そう誓った作品です。
Posted by ブクログ
まず、素直な感想として、「衝撃のどんでん返し!」って言われてんだからまあそういう展開だろうと予想ができてしまった。5000000000000回言われているけれど、どんでん返しを謳ってしまった時点でどんでん返しじゃねえんだって。得られるはずだった驚きの機会損失である。まあそう書かないと売れないんだからしょうがないけどさ。
肝心の内容だが、うーんと、それこそどんでん返しをするための説得力を持たせたくてヘンリーとリリーの微妙な距離感を丁寧に描いたんだろうけど、くどすぎる。伏線とか置いといて、「もう良いよその不和描写」ってなった。
登場人物、しょうがないとは言え不快指数高め。読んでる時にイライラしちゃう。
個人的にはウィリアムが嫌がらせのために言っていると思っていた「兄さん」という呼び名が実はちゃんと伏線だった、みたいなのは綺麗だと思った。それを終盤にちゃんと回収するのも。
Posted by ブクログ
ホラーですね。意味とか理由とか無視して怖いに全振り。AIの怖さのポテンシャルはこんなもんじゃないと言われれば完全に否定はできない、と言うところがまさに今の時代の少し先にあるかもしれない恐怖なのかもしれない。
最後は「衝撃のどんでん返し」という煽り文句というよりは種明かしという感じ。
おじさんは誰の格好をしているの、と聞かれたら「人間ですよ」と言うことになるのかな。人間はみんなそうなんだよな。区別はつかなくなってしまう。
Posted by ブクログ
『ハウスメイド』に連なる、登場人物が少なくスラスラ読める海外ミステリーシリーズか?分量も適度なんですよね。登場人物が少ないぶん、展開がどうなるかわからず読み進めていったら怖さもどんどん増してくるし、明かされる真実にも素直に驚き(笑)、スリリングで楽しかったです。…が、怖かったー!
Posted by ブクログ
ミステリーのつもりでいたのに、実は心理スリラーだったと分かった瞬間後悔した。
最新技術を備えた邸宅に閉じ込められるって嫌すぎるというか怖すぎ。
こういう追い込まれる系は苦手なんだよねえ。
AIのウィリアムは終始不気味で、ヘンリーとリリーの関係性もなんか変。
最初からずっと居心地悪い感じで「嫌だなあ」と思っていたところでハラハラする展開も加わり…そしてラスト20頁の衝撃。
全くもって予想外の真相に驚くと共に「って事は全ての元凶はリリーじゃん!」ってなった。