【感想・ネタバレ】死ぬための生き方のレビュー

あらすじ

「思う通りに運ばれる人生なんて、退屈以外の何ものでもない。負けるもまたよし――」波瀾の多い人生を、我慢を、薬代りに忙しく生きてきたアイコ先生が、文句だらけの世の中を見渡して知る生き方、老い方、死に方。子供を叱らない親にメマイを覚え、弱い男を怒りつつ笑い、若い女の非常識に唸る。愛すべき奇天烈な友人たちのとっておきの話etc.一読、元気の出るエッセイ集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

佐藤愛子先生の怒り沸騰!!

それぞれの題目が短い文章なので、手軽に読めるし、面白い。
暇つぶしには最適!

里芋の煮方が分からない若い女性、こどもを叱らない親たち、満員電車の中で長髪をなびかせる鈍感な女性・・・

★人間の魅力について
「多くの人に好かれる人は一般向きの感性の持ち主だともいえるのではないだろうか。個性が強い人は人から好かれる率は低いかもしれない。しかしだからといってその個性を殺して、人に好かれるように努力しなければならないというものではないと私は思っている。」

人に嫌われるよりは好かれた方がいいけれど、
無理して自分を変えてまで好かれる必要もないんですよね。

1
2009年10月04日

Posted by ブクログ

佐藤愛子さんのエッセイって、面白い。
語り口調が、爽快だ。

「人間、ムリはいけない。どんなことであれ、そう「したいからする」
のでなくてはならない。」

この言葉、ほんとその通りだと思う。

0
2009年10月04日

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