【感想・ネタバレ】永遠の1/2のレビュー

あらすじ

田村宏、27歳。“失業したとたんツキがまわってきた”とはいうものの競輪の儲けで暮らす失業者……。競輪場でやけに脚のきれいな元人妻・良子と知り合うが、その頃から宏そっくりの男が街に出没、次々に奇妙な事件にまき込まれていく。青春の日の陰りと明るさを日常感覚のリズミカルな言葉でとらえる長編小説。第7回すばる文学賞受賞作にして鮮烈なデビュー作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の出だしはとても印象的だった。読み終わったあとでいうと、それをツキがついていると言えるのかどうなのかのなかなかのダラっとした日常な感じはあった。競輪とかはやったことないので、そんなにも中毒性があるものなのだねーって感じ。でも顔が似ているひとに間違えられ、事件に巻き込まれるのは、ありそうで怖い。わたしも似ているひとがいるって言われたことがあるし。他人の人生を生きるってこと自体、絶対無理だなぁ。最後はまた日常に戻り、平凡な感じになっていく。休職の時間は経験があるので、その点では共感できる話だった。

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2019年02月26日

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