【感想・ネタバレ】八咫烏奇談のレビュー

あらすじ

激しい羽ばたきの音とともに矢のごとく舞い下りてくる巨大な翼。闇よりもなお黒い、忌まわしい姿のそれは、薄刃のごとき鉤爪(かぎづめ)で少年のやわらかな皮膚を容赦なく裂き破る。華のように散る鮮血。眼もくらむほどの苦痛。――みるみる混濁していく敏生(としき)の視界、だが、誰より大切な人の背中が映る。(天本さん……!)。追儺師(ついなし)・天本と半精霊・敏生。話題のコンビが百鬼を討つ!

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Posted by ブクログ

敏生にとっては災難な一冊ですが、やっぱり読み終えた後には満足感と優しさや温もりを感じられます。
久々に登場の龍村さんに連れられて来た熊野が今回の舞台。龍村さんの従兄の妻が恐ろしい夢を見るのだと言い、それを解決するのが今回の仕事内容。
着いて早々の怪我に、仕事途中でも怪我。最期にも怪我と、敏生にとっては可哀想な話ではあるものの、そんな敏生に対する天本さんや龍村さん、依頼人や小一郎の優しさや力強さにとっても穏やかで優しい気持ちになれる作品です。

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2009年10月04日

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