【感想・ネタバレ】グローバルプロフェッショナルの基礎知識のレビュー

あらすじ

本書は、グローバル企業で働く人の基礎知識として、組織運営や人材マネジメントなど国際経営管理の基本、海外子会社に特有の問題への対応策について解説しています。特に、新興国の海外子会社に赴任するビジネスパーソン向けのガイドブックとして
読んでもらうことを念頭に置いています。海外赴任する前の予習、海外赴任中の確認、帰国後の復習などに最適のテキストです。グローバルプロフェッショナルとは、「どこでも、誰とでも、普通に仕事ができる職業専門家」です。これからの時代に日本をリードしていくビジネスパーソンに目指してほしい1つのキャリア像です。

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Posted by ブクログ

「問題点は、母国本社のグローバル化戦略の中での統合性と、海外子会社の内部化の深化と現地化の推進をいかに連携して実行していくか、ということになります。
母国本社は、グローバル戦略において海外子会社が一翼を担い、最大効率を上げられる活動を期待しますが、海外子会社が進化の過程で現地化を強力に推進すると、部分最適に陥ってしまう場合もあり得るのです。
ここで本社と海外子会社との調整役の機能が必要となりますが、その機能は母国本社からの駐在員が個人として果たすのではなく、組織的な対応が必要となります。」

参考になったな〜。

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2013年09月16日

Posted by ブクログ

本書でいうグローバルプロフェッショナルとは、「母国本社の海外子会社で働く人(の理想形)」のこと。その立場になってほぼ3年経つけど、ビジネスを回す要諦は「密なコミュニケーション」に尽きる。対本社、対顧客、対社員、全部。こんなにも「キレイでロジカルなエクセルやパワポ」が役に立たないのは衝撃です。もう作らなくなりました。そんなソフトな話かなと思ったら、さすがに日本を代表する製造業の元経営幹部が書いた本、かっちりしてます。著者とは人事・MBA・海外勤務と属性は似通っているはずなのにお腹一杯に感じたのは、弊社の現状の事業ステージと管理スパンと業態の差ですね。フレームワークとして自分なりに消化すべきと思うので、会社のロッカーに入れておこう。

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2014年02月03日

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