【感想・ネタバレ】#台所のあるところのレビュー

あらすじ

6つの台所をめぐる「わたし」の物語。

『三千円の使いかた』の著者が贈る、
ちょっぴりほろ苦く、じんわり心に沁みこむ「暮らし」をめぐる物語。

◇◇◇
2人の子供が巣立ち、定年を迎えた夫は長年望んでいた仕事のため海外へ。広い家にひとり残された主婦は、15年前、越してきた日に購入を諦めたステンレス製の両開き大型冷蔵庫を迎え入れるべく、家電量販店を目指す。今度こそ、自分が本当に欲しい冷蔵庫を手に入れるため……。(ままならないキッチン、ままならない人生)

昔から「内藤」と「鈴木」姓の人間しか住まず、たがいに反目し合い、口すら利かない風習の島に嫁いだ女性を待ち受けていた運命は?(冷凍庫冷蔵庫合わせて五台)

食べ盛りで生意気な4人の子供を育てるシングルマザーの台所には、常に油をなみなみ張った中華鍋が鎮座している。(毎日、揚げ物)

……世代も境遇もバラバラの5人の女性たちの前には、30分の深夜ドラマ「台所のあるところ」があった。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

それぞれの家の台所エピソード。
「毎日、揚げもの」の話は、結構リアルで読んでいて切なかった。母親ってシンドイなぁ、としみじみ。三食のご飯があって当たり前っ思われているの辛い。毎日のご飯作りたくなくなるよ。
短編が最後の章でひとつにまとまる。無理矢理感は否めないけれど、キレイに着地して良かった。

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2026年10月15日

Posted by ブクログ

♯台所のあるところこの話の最初は冷蔵庫の買い替えを検討中の敦子さんは、私の家の冷蔵庫も冷凍室が効かなくなっているいよいよ買い替えなくてはと考えている私はこの話をとても楽しみにしていました。
大型に光る冷蔵庫を手に入れ人生というものは、ある時突然、動き出すのだ。他の登場人物たちも今までの生活を新しくする道に進んでいくのがとってもいつもながら最後のつながりのような導きを感じます。 冷蔵庫まだ動いていますが、私も買い替え間近この本に出会えてうれしかったです。

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2026年10月13日

匿名

ネタバレ 購入済み

タイトルからほんわかした料理を作る話なのかと思ったけど、結構どんよりした話ばかりでびっくりした。
でも短編を、連続ドラマで繋ぐっていう発想はすごく面白かったと思う。

#切ない #ドロドロ

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2026年07月04日

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子どもが巣立って目標が持てない女性や独特なルールの島で窮屈に暮らす女性など様々な女性が描かれる連作短編集。それぞれの女性は「台所のあるところ」というドラマを見ている点が共通しており、ハッシュタグで感想をつぶやいているので、タイトルにもハッシュタグがついている。
原田ひ香は脚本家出身だったと思うのでドラマ主軸の物語を書いたのかなと思った。共感できる女性は少なかったが、歳をとっても女性達には輝いてほしい。

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2026年11月01日

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本の題名と装丁から想像した内容とはけっこう違いました。
年代も住む場所も違った女性達が、生きづらさを抱えてる。なんかその生活が苦しいと感じたけれど、最後にそれぞれ変化が訪れて、これからの生活がそれぞれにとって幸せなものになるといいな、と思える内容でした。
この作家さんの他の作品も読みたいと思いました。

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2026年11月01日

Posted by ブクログ

印象的だったのは、鈴木と内藤しかいない島。一種ホラーかも。
でも、夫が死んだら、嫁いだ女は自由かも。夫が海外赴任もそう。
結婚してなくても、同棲中にオトコの本性わかったら、とっとと別れるのは大正解。そうそう、ファイナンシャルプランナーと話すのは、有意義だよね。今までにない視点で、自分の人生見る機会になる。
社会常識や規定にとらわれない自由な行き方、してもいいよね。
私はまだ不自由だけど。
義父の介護から解放されただけで、店とか家とかちょっと障害あのある息子とか、能天気な夫の問題が片付かない。

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2026年10月14日

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訳ありの5人の物語は重たいが、それぞれ挿入されるテレビドラマ「#️台所のあるところ」の進展にドキドキ。昔、かまど、いま台所。家族を支えた台所を中心に据えた入子状態の面白い構成。重たい話もひ香さんの軽いタッチの文章、深く心にしみた。

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2026年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい。感情移入もできる。でもちょっとイラッとする。その結果を招いているのはあなたの不作為のせいでは。
朝刊の配達で15万稼ぐってかなりの部数を配ってるの。私のとこらへんでは月7〜8万のイメージなんだが。フィクションだから許されるのか。一気にしらけた。
揚げ物がカンタンレシピのように描かれていたが、油の処理のくだりが登場しない。揚げ物で1番厄介なのが油の処理だというのに。毎回、油替えてるのなら揚がったモノを買った方が安いのでは。ずっと油替えてないのなら、考えるだに恐ろしい。帰宅時にはすでに鍋に油が入ってる様子で、油は重合してないか。

最後に辻褄合わせのように新しい家が見つかったり、1人で過ごす台所のリフォームに300万使ったり。
保証するが、半年もしないうちに食洗機はいらなかった大型冷蔵庫もいらなかったと思うハズだ。そして、10年もしないうちに2階に上がるのがしんどくなるのだ。そんな狭い階段では、後付け1人用エレベーターを付けるのも狭いのだ。結果、平屋かマンションへの転居を検討する。あの時なぜリフォームに300万も使ったのだろうと後悔する。良心的な業者なら良く考えるようお勧めするぜ。客が言うからって次々契約させないぜ。
そう考えたら可哀想なものである。いまスッキリするからって退職金を使いまくるなんて。
老婦人は階段昇れなくて台所に入れなくなるのだ。

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2026年10月10日

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台所繋がりで、いろんな人間模様が描かれる。

途中、これってホラー?ミステリー??
と思う瞬間があったり、心をくすぐられながら、
原田さんの読みやすい文章に引き込まれて行った。

シンママで4人子育てしてるお母さんが、子供4人に日頃の想いをぶちまけるシーンは、本当に爽快だった!

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2026年09月19日

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面白くて一気にスラスラ読めた!様々な女性主人公の短編が続くが、皆同じドラマを見てて、そのドラマが小説内で進行していくっていうのが新しい。タイトルにある通り、ハッシュタグをXで検索しながらドラマを見るって現代っぽいなぁと思った。原田ひ香さんは初めて読んだけど、他の小説も読んでみたくなった。

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2026年09月18日

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TVドラマ「#台所のあるところ」を中心に、台所にまつわる話が展開される。「冷蔵庫」が結構キーになってる気もするが。特に内藤と鈴木姓の島の話が興味深いというか怖かった。その怖い島の寿子が最後の最後に報われたのは救いに思った。結構暗いトーンの話が多かったように思い、いつもの原田ひ香らしくないと思ったが、最後に全部回収され、夫々良い結末を迎えられた。そのため最後の方は話があっちこっちに飛んで分かりにくい事もあったが、終わりよければすべて良しという事で納得した。

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2026年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

六つの短編に共通しているのは、主人公の女性たちが「台所のあるところ」というドラマを観ていること。ドラマは、友人が置いていった子どもと鎌倉の一軒家で暮らしている女性の話で、出てくる料理が美味しそうとか、台所が(普通なんだけど)素敵だとか評判らしい。女性たちにとって、台所は砦というか、大切な居場所ということなのかな。
夫も子どもたちも新しい仕事などで家を出て一人になった、あまり自分に自信が持てない女性も、同棲している彼の価値観に振り回されている女性も、二つの名字の住民しかいなくてお互いに口もきかないという島に嫁ぎ、居心地悪い思いで暮らしてきた女性も、みんなこのドラマに少しの勇気をもらい、自分を幸せにできる一歩を踏み出すところが良かった。ドラマの撮影に使われた家は、ご縁があって、島から出てきた女性が住むことに。「完璧な台所」になったところを見てみたいな。自分の台所について考えるきっかけにもになった。

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2026年09月13日

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原田ひ香さんの今まで読んだ本とはちょっと違う感じ。
これも悪くはないけど、私は皮肉った痛快なだけどスカッとする今までの本の方が好きだな。

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2026年11月01日

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境遇も年齢もばらばらな6人の女性を主人公にした6つの連作短編。6人は皆、深夜ドラマ「台所のあるところ」を見ているという共通点がある。ドラマが1話ずつ放映されるのに絡めて、それぞれの女性達の生活が描かれている。ほっこりした温かい物語というより、懸命に生きている様子が描かれている。
6つの台所の物語かなと勝手に想像していたので少々驚いた。できれば、台所は楽しく温かい心の拠り所となる場所であってほしいと思っているので、この物語のような辛さの滲む雰囲気の台所は悲しいなと思った。それがまたリアルに暮らしを描くことにもなっているのだが。

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2026年10月31日

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人生って、ままならない。
誰もが悩みを抱えているし、
順風満帆な人生なんて、きっと存在しない。
それでも、生きていかなくちゃいけない。
 

『#台所のあるところ』原田ひ香

うまくいっている時も、
つらくてたまらない時も、
いつもすぐそばにあるのは台所だ。

本書で描かれるのは、
決して手の込んだ料理ばかりではないし、
ひとりぼっちの食卓だってある。
やさしさとほろ苦さに満ちた、6つの暮らしを描いた物語。

✧

原田ひ香さんの文章と、
装画を手がけた井田千秋さんの相性って抜群だよなぁ。
飾ることのない、ありのままの日常、とでもいうのかな。

SNSで見るような、
整いすぎた美しい台所じゃないのです。笑
ちゃんと「生活感がある」台所。それがいいんです。

台所は女性の居場所、なんて
昭和の時代には言われていたけれど、
本書に登場するのも全員女性たち。
もし男性のパートもあったなら、
また少し違った雰囲気になっていたのかもしれない。

……とはいえ、登場する男性たちが
なかなかのダメ男ぞろいで笑ってしまいました。
特に「半殺し」のあの男!!!!
クゥーー!!!!(張り飛ばしてやりたい)

✧

こういうゆるやかな空気をまとった作品が
直木賞候補になったというのは、少し意外でもありました。
後味が良いのか?と言われるとそうとも限らない。

表紙のやわらかな印象とは裏腹に、
それぞれが抱えている問題はかなり現実味を帯びていて。
逆に、綺麗事ばかりではないそういうところが、
読者の心のフックに引っかかったのかなと思います。

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2026年10月24日

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ネタバレ

「台所のあるところ」というドラマを見ている女性たちを描いた短編集。

各章は少し半端とも思える、その先が気になるところで終わっていて、最後の章でその女性たちが少しずつ絡みつつ、人生の新たなステージがスタートする仕立て。

女性たちは完全なるハッピーエンドというわけではないけれど、これまで囚われてきたことから解放されて行くところが少しすっきりするのだけれど、スカッとするほどではなく、割合地味なストーリーだと思った。

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2026年10月17日

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台所のある女性たちの話。
原田さんの作品は数冊しか読んでいないけれど、今回はあっさりした作品だなと思った。登場人物が多いせい?喫茶おじさんみたいにメモとりながら読んだりしなかった。。これはいかん、な誤植あったし。
作中でsnsのツッコミがあったからかもしれない。
もっとダメ人間よませてくれ!と思って終わった感じでした。ほかのも読んでみよう。

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2026年10月17日

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6人の女性とひとつのドラマ。交差しているような、していないような。それぞれの日常がゆるやかに繋がっていく、不思議な味わい。原田ひ香さんらしい、絶妙な距離感が心地よい。

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2026年10月16日

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境遇や年代や住む場所も全く違う女性達が、一つのTVドラマのコミュニティを通じて、自分を見つめ直し、新たな道を歩むお話。
それぞれの女性の状況を表しているのが冷蔵庫というのも興味深い。
ドラマチックな場面は少ないが、人間の生きる力を感じる現実性と共にふわふわと足元が定まらないような不思議な感覚を同時に味わえる物語だった。

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2026年10月16日

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台所はそれぞれ作りも、そこにあるもの、生活をするといった感じがする。年齢も住むところも職業も全部違うが、その女性たちの生き方が台所である。それと鈴木 内藤の島こんなことがあってはならない。もしあるとしたら人生大変な事だと思う。

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2026年10月15日

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「冷凍庫冷蔵庫合わせて5台」を雑誌で読んでいて、土俗ホラーみの嫌な話だなぁと感じ、作者の作風的に意外だなぁとなんとなく忘れられなくて読んでみた。
「半殺し」はなぜ主人公はこんな男と付き合ってるんだ、私が母なら家から追い出してるぞと憤り、美味しそうなお餅に救われた。
「毎日、揚げもの」これはキツい。そしてエピローグでの主人公の気づき、不幸な巡り合わせというか、こういうことあるんたろうな。

ところで作中のドラマがNHKの夜10時っぽいなと読んでると、途中登場の実母キャラがベタすぎて一気にトンデモ展開になっていき、全然オーガニック系ドラマじゃなかったのが面白かった。

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

「#台所があるところ」のドラマをベースに
各章が繋がっていくが各章とも終わりが
なんとなく微妙な感じだったけど
最後の「鎌倉の家」でその後がギュギュっと
詰め込まれてある程度すっきりはしたけど
もう少し各章にボリュームが欲しかったかな。

ちょっと怖い感じがした「冷凍庫冷蔵庫
合わせて五台」やそう言った暮らし方も
いいかもしれないと思った「犬のご飯私の
ご飯」なんかも面白かった。「半殺し」や
「毎日揚げ物」に出てくる男どもは
ろくでもなかったな・・・

台所、普段はそこまで気にしていなかったけど
意外と各家庭のドラマがあるんだなと
改めて思ったしそこをテーマにした
この作品も中のドラマと各章のお話が
絶妙に緩く絡まりあっていて面白かった。
最後になんとなく各章のみんなが
前に進んでいく感じもよかったかな。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

台所は、持ち主の人生を表す場所だと感じた。
そして、それぞれの台所の主人公は、新しい台所で人生を変える物語。
あっ、台所は変わらないけど、新しい天ぷら鍋を手に入れた主人公も!

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

短編集で、不穏な感じでいったん終わる各ラスト。それも嫌いではないが、何か期待はあって読み進めた。
深夜ドラマ#台所のあるところの不穏さと、短編の各主人公の葛藤がリンクする。

「ままならないキッチン、ままならない人生」では、冷蔵庫の買い替えは、家族の変遷を見るようだった。早くも、ここで原田ひ香さんらしさと再会できたと思えた!
「毎日、揚げ物」短編のラストのように、嫌なことをSNSで発散する人は多いとも思った。私は、寝る前にスマホは極力見ないけど。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

ライフステージの変化に伴う、同居家族の増減。これを目に見えるかたちで、日々私たちに突きつけてくるのは、たしかに「家電」なのかもしれない。
この本では、とくに「冷蔵庫」。私も、もう十数年同じ冷蔵庫を使い続けているけれど、いつだってパンパンで「もっと大きい冷蔵庫が欲しい!」と思っていた時代もあった。
今はスカスカの冷蔵庫(冷凍庫はわりとパンパン)。なんか、感慨深い。

『台所のあるところ』という同じドラマを観ている、関係ない人たちそれぞれが主人公の短編集。私もドラマが大好きなので(笑)、この設定には「なるほど〜、そう来たか」と思った。が、短編の本筋と、この劇中劇の進行を同時に追うのが、個人的にはちょっと煩雑な印象かも。ドラマ好きなだけに、ドラマを文章で読むっていうのが、なんか味気ない気もしてしまい……。小説部分は面白いので、そのバランスって難しいなぁと思った次第。

現実世界でも、いろんな人がいろんなことを思って、同じドラマを観ているのだよなぁ。俯瞰してみると、それ自体もドラマなんだ。おもしろい視点の小説でした。

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2026年10月02日

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ネタバレ

イマドキのテレビの見方なんですかね。

ただ、テレビドラマの方が、よくつながらなかったので、改めてそこだけ読み直しました。

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2026年09月28日

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第175回直木賞候補作で原田ひ香さん読むのは2作目です。
6つの小作品が劇中劇で紡がれているが、登場する女性たちはたっぷり癖ありでダメ男もたくさん。最後の冷蔵庫の場面では背筋が寒くなった。

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2026年09月22日

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不穏だ。なかなかの不穏だ。
各短編の終わり方に少しのモヤモヤを抱えつつ最後の章でキレイに回収されていくのかと思いきやそうでもなく。でもそれが人生なのかもしれない。ままならないのが人生よね。そのリアリティさが今なのかもしれない。
それにしても出てくるごはんはどれも美味しそうで特におばあちゃんの半殺しのお餅は美味しそうだったな。

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2026年09月20日

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ネタバレ

章ごとに主人公が変わるけれど、皆、同じ深夜ドラマを見ている。うーん…。途中まで、主人公たちの煮えきらないところとか、周りの環境にイライラしてしまった。章が終わっても、モヤモヤするような感じだった、
最後の方で、それぞれのその後が描かれていて、まぁ、納得できるような続きを見ることができたが、主人公たちになかなか共感できなかった。唯一、『犬のご飯、私のご飯』の主人公はよかったな。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

自分の人生は自分で決めていい

ドラマ『台所のあるところ』を観てる女性6人が、
自分の人生に不安や焦燥感などのモヤモヤを感じながら生きてる。

みんなそれぞれ抱える悩みは違うけど、最終的には自分の人生がこのままでいいのかと問いかけている部分だと思う。
家族、恋人、近所との交友関係…と価値観が違ってて、他人に合わせてる自分が
果たして真っ当な自分の人生なのかっていうと違うんですよね。
『台所のあるところ』のワンシーンは自分たちと等身大の女性の感性や価値観、セリフを考察。
それに対し女性たちは共感し、客観的に俯瞰し「(自分はこの時に)どうしたいのか」と考えてる。

息苦しさを発散させる場所が、ドラマの『台所のあるところ』の中にヒントが隠されていたのかな。
そういえば某ドラマを観て、「自分の人生を決める」ことに弾みをつけたなぁ…と振り返った時に彼女らと同じように思っていたのを思い出しました。

じゅわっとそそる食事がでるというより、身近なメディアからじんわりと滲む物語でした。

★3.5

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

それぞれにモヤモヤを抱えながら生きる女性を描く連作短編集。台所のあるところというドラマを通じて、各主人公が現状を変えるきっかけをつかむ話。最終章までは、各主人公がどうなったのかわからないまま進むのでやきもきしたが、最後にそれぞれの先行きが示唆された。劇的に変化するのではなく、現実的な落としどころを見つける感じ。

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2026年09月02日

匿名

購入済み

うーん

あまり好みではなかった。

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2026年06月27日

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