【感想・ネタバレ】孤独のチカラ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

私には《暗黒の十年》がある。それは受験に失敗した十八歳から、大学に職を得る三十二歳までに体験した壮絶な孤独の年月である。しかし、人生のうちで孤独を徹底的に掘り下げ過去の偉人たちと地下水脈でつながる時間は、成長への通過儀礼だ。孤独をクリエイティブに変換する単独者のみ、到達できる地点は必ず存在する。本書はそんな自らの経験を基に提唱する「孤独の技法」である。(解説・小池龍之介)

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Posted by ブクログ

「孤独」というマイナスイメージを取っ払うには丁度いい一冊で、とても読みやすい。
SNSなどで簡単に誰かとつながっていられる時代。つながりすぎてしまう時代。だからこそ、意図的に孤独を感じられる時間をつくらなきゃと思う。

本を読むときであれば著者と,授業であれば担当の先生と生徒がお互いが真剣勝負で臨むときに初めて実になる。学びの第一の構えは単独者であることを心に留めておこう。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

孤独とは何か?どう向き合えばいいのか?
きっと誰もが心のうちに持っていながら見過ごしている、そんな疑問を扱った本でした。

孤独を知る、扱う技法の一つとして「読書」が出てきますが、この本を読むこともまた孤独と向き合う時間だったなと読み終わった時に感じました。

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

孤独についての見方が変わる。孤独が支えになる。本のタイトル通り、力になる。
読んでよかった。
孤独だと物心ついた頃から思っていた。
孤独が好きだけど、それはおかしいと言われ、確かに寂しいこともあり、私は何か足りないのかな、普通の人と違うのかも、と長く悩んできた。
でも、この本は孤独を肯定してくれる。孤独がなぜ必要か伝えてくれる。
たくさんの若い人に読んでほしいと思った。
ただ、他の方も書いているようにちょっと説教くさいのかな。若い人には刺さらないのかな、とも思う。けれど、こういうことを教えてくれる人がやはり必要ではないかと思う。

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2022年12月01日

Posted by ブクログ

一人でいると「友達がいない」「可哀想な奴」と、とかく悪いイメージを持たれることが多い現代日本において、孤独でいることを全面的に肯定してくれる本。

孤独に過ごすのは好きだけれども、一人でいることに対して、ついつい周囲と比較して自己肯定感が下がってきてしまう(本当の意味では皆孤独なのだが)自分のような孤独者にとっては、バイブルとなり得る本でした。

薄いし軽いので、孤独に悩んだ時はいつでも手に取って読もうと思います。

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2021年10月13日

Posted by ブクログ

読書なんてほとんどしなかったけれど、この本に出会えてよかった。
孤独を愛する自分を認めてくれた気がした。もっと沢山の本に触れたいと思った。

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2021年08月16日

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読後で、今までの孤独と違った意味に変わった。
自分にとって大切な事が書かれていて、この本に出会えて良かったと思う。

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2021年07月31日

Posted by ブクログ

★「孤独」という言葉のイメージは寂しさに直結する。
・誰でも寂しいのは辛いこと。
・それを埋めるかのようにつるむのはもっと寂しくする。

★孤独の中でより効率的に勉強や読書ができる。
・その脳密な時間で得たエッセンスが自分の答えなのだ。
・若い時期の孤独こそエネルギーが高まり、クリエイティブなものになる。

★有言実行より不言実行→群れるな
・つるむというやり方では到達できない地点がある
・群れて成功した人はいない
・付き合いを断るのは悪いことではない
・むやみに孤独を恐れないこと。むしろ積極的に1人になれ。そこに充実感を持てるか「1人になったときに何をするのか?」ここが良い孤独のカギとなる。

★孤独の不安を感じたら
①手書きする、紙に書き出す→日記など
・メタ認知力がアップし、客観的にも慣れる。その感情と物理的に距離が取れる。
②内観する、マインドフルネスになる
・外側へ幸せを求めない。幸せとは内側から感じるもの。「外側への幸せ」はコントロールできず、その幸福度には上限がある。「内側への幸せ」はコントロールでき、その幸福度は無限である。
③音楽や絵画、芸術に触れる
・そのベースとなるのがやはり読書である。
→人間の持つ根本的な孤独感を肯定的に捉えるためのレッスン
→地下水脈を言葉のドリルで掘り進んでいくイメージ
→「魂の友」とつながる

★「書く」ことについて
・幼少期(価値観)の洗脳をアップデートするために必要→思考が整理され、考えが「自分軸」に洗礼されていく
④風呂で〇〇(オマケ)体を温めながら、リラックスして楽しもう
→歌を歌ったり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、とにかくリラックス

★現代日本は孤独を排除する傾向が強い
・マッチングアプリやSNSなどの使い過ぎデメリットの方ばかり受けてしまう。アナログの1人、孤独の時間が人を成長させる。
→孤独を強くするためのミッションとして捉えよう
・現在は「孤独」から目を背けさせ、より現代人を追い詰めている
→孤独死のニュース/少子化/「楽しい家族」の演出など、メディアの洗脳を疑え。

★愛の孤独
→「自分が愛しているが、別離してしまった時」
・感性が豊かになる
→お互いがうまくいっている時は全て輝いて見える。犬同士でさえ。しかし愛の孤独は非常に人間的なこと。
・失恋は見方を変えれば至福の期間
→「愛の孤独」を感じながら、多くの作品と出会い「人間」を深くしよう。
→ストーカーは「愛の孤独」に耐えられない人がなってしまう、悪いパターン。

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★感想
・3~4年前に手書きで保存しといたメモを、今回こちらに移すことになったので記入した。
・当時は家族の死や家庭環境の変化で、ストレスによる日々が続いていた。そんな中、孤独とちゃんと向き合う必要が人生のどこかで必ず来ると思い、そんな中「孤独」をテーマに勉強していた。
・今思い返せばあの時勉強して良かったと思うし、今むしろ1人の方がとても充実している。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

まずプロローグから 現代人は孤独を恐れる。その反動なのか<友達がいないと不安だ症候群>とでも言いたいほど、人とつるみたがる。だから、、、という本だった。
人気の齋藤先生は今は孤独と距離のある人だろうと感じていたので、この方の孤独って、と興味を持ったのです。孤独感がない人だとは全く思っていませんが。

続きで
それが居心地がいいというなら、それも一つの生き方だ。だが、本心では満足していないのに、一人でいることの意味をポジティブにとらえることができなくて不本意な時間を過ごしているなら、その膨大な無為は人生の意味を薄めてしまうことに等しい。

だから無為に人生を空費しないためにこの本がある。

本書は、孤独が力になることを実感してきた私なりの<孤独礼賛>なのである。



礼賛するほどのものでなくても、人は孤独なのが普通だと思っている。人それぞれなのだから心から溶け込める場所などは稀だとおもう。
「チカラ」を「チカラ」に出来るのは孤独であろうとなかろうと自分自身の心の「チカラ」だともおもう。

世間から引き離され放り出される孤独、仲間から切り離され無視される孤独。生まれながらの孤独。自分で心の中にとり込んでしまった孤独。
知らない間に年を取り死が見えてきたという孤独。孤独にはまだまだ人の数だけある。自覚していてもしなくても。
生きていく物理的的な機能の裏にあるもの。幸せや不幸の中に垣間見える負の心が孤独という名だったとしよう。

そんな孤独とどう仲良くするのか、と書いてある。
孤独を愛し充電する方法を考えよう。放浪するスナフキンのように。
時代との違和感はパワーに代えよう。
年齢によって変わることもある孤独感は、折り合いをつけてみよう。

等々。

そこはかとない寂しい気持ちを言葉にして分析すればこうなるのか、それでも孤独感とはいつも二人連れだ。
人である限り、薄れたり濃くなって取り込まれそうになることもあるが。


言葉に出来ない複雑な個人的な寂しさを見つめていこうという。
これはそういう本で、最後は文学や詩にあらわされた孤独についても書かれている。

単独者になる
内観する
教養を養う
読書をする

最後に
単独者たることから見えてくるもの
愛の孤独を知る
孤独こそが他者への理解力を深める
孤独と楽器
孤独にふさわしい作業とは
孤独力のベースはノルアドレナリン(不快感の素かな)
無常観を武器に
地下水脈

だが仕事もなく病気で家族も養えない、生活の困窮からくる孤独や社会のひずみによる孤独について書かれたものではない。
「チカラ」のない人はどうするのだろう。手を引くのもひかれるのも辛い。
これを読んでチカラになる人、孤独感にまだ余裕があり頑張れるひとなら、ヒントが欲しいときに読んでみてもいいかも知れない。

それぞれ異なった読後感を持つに違いないが、或る意味、孤独に縛られる形の違いはあるけれど、お試し型の孤独の癒し方のようでもある。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「自期力:自分に期待する力」を軸に、自分自身を孤独の場所に置くことを積極的に肯定していく本

「自分はできるはずだ」と「結果を出せ」という2つのキーワードが特に印象に残った。自分がかなりエピソードトークが響かない人間なため、筆者の孤独の経験に関してはそれほど興味はわかなかったけど、一つ一つの方策がどのようにして良いのかを考えるだけでも「自期」ということを積極的に肯定する一助になる気がする。自分を嫌わないようにしたい。

ーーー
自分に期待することは、口で言うより難しい。才能のある人はもちろん自負の念が大きいとは思うが、実際はみずからに期する思い、言うなれば自期力は、それほど才たか能とは関係がない。だが、才能の多寡よりもむしろ、自期力が大きいほうが伸びる養分になりうるから、結果的に成功していくというのが順序という気がする。つまり、そのみずから期するものを大きく育てていくような孤独の時間こそが大事なのだ。
p145
ーーー

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2025年10月27日

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孤独によってしか効率や生産性を高められないのが、勉強や読書である。
もっと自分自身に向き合う時間、自分の技量を高めていく時間を持とう。

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2024年12月15日

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集中は「孤独」。

★★★★★
勉強がつらいのは、孤独の中でやるものだからという一面もある。問題集を解くのも、本を読むのも、その時間は人は孤独になる。

★★★
テレビは、テレビに出ている人たちが友達であるかのように感じる空間を作りだす。

★★★★★
音楽を聴いているときにはほとんど脳は働いていな

★★★★
「私は十分に生きた」という手ごたえ

★★★★★
孤独でないとものは書けない。書くことはものすごく面倒くさくて苦しい作業である。

★★★★
自分を戦友にする

★★★★★
沈潜

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

うん面白かったよ。孤独からしか得られない事があるのは事実だし、自分を深めることに孤独が大事だと言うのもそうだと思う。自分自身の若い頃を思い出して共感したり同意したりもした。でもまあ極端すぎるわな。現代のメールやブログはダメだと言いながら自分より上の世代の団塊世代もダメと言う。しかも孤独孤独と言いながら自分は若く結婚もしている。ここで言っている孤独と結婚は関係ないのは理解してる事は付しておく。まあ今風に言えばこの人の感想ですね。俺としては孤独とは個人的かつ相対的なものなので、その孤独は浅いなどとは言えないとも思う。ただ孤独から得られる事の多さはわかっていると言うことは繰り返し書いておく。若い頃に読んだらもっと感動したかな?とも思うけど、本当に孤独だったらこんなの読んでも共感するわけないんだよ。

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2024年08月08日

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いつも誰かと繋がりすぎてる感じがしてこの本を手に取った。最後はひとりだしひとりでしか掘れない世界がある。孤独を愛そう。

小池龍之介さんのあとがきも名文。

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2024年07月14日

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「ぼっち」という言葉が子どもの頃から私は耳にしていた。
ずっと思っていた。1人でいることはそんなにいけないことなのかと。どうしても1人というのはネガティブな印象を受けてしまう。
子どもの頃から人は群れることを好む。大人もそうである。人付き合いが悪い、愛想が悪い、コミュ障なんて言葉もある。
人と関係性を作る上である程度の愛想や、会話のやり取りは必要だが、それと1人が好きなことは全く別物ではないか。

孤独の力。題名通り1人で過ごす時間。それは内省しかり自分と向き合う時間ではないだろうか。人といるだけでは育めない、大拙な時間であると思う。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

著者が言っていること、わかる気がする。
著者が経験されたような孤独な青年期みたいなものとは雰囲気は異なるけど、自分が何かに気づいて成長している時って、友達に言われたことを反芻している時とか、失敗したことを苦い気持ちで思い出している時とか、本を読んで何か心が動かされてそれが何であったか考えている時とか、どれもだいたい一人でいるときだ。
少し脱線だけど、子どもにとっても成長しているときは、何かやることがある時よりぼーっとしているときとか、何をして退屈をしのごうか考えているときだと思ってて、それも同じことだと思った。
孤独を経験した著者が、言葉とか教育とか人と関わることの大家であるということが、いろいろ物語っていると思った。

自分の読書は、現代のビジネス書とか現代の小説などが多くて、しかも国内の著作ばかりで、対話の相手が時間的にも空間的にも身近すぎる気がしている。それでは孤独になりきれていない。もっと世界の古典を読んでみようと思った。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

共感できる部分がとても多い内容だった。
ただ…どことなく説教めいた調子を感じて、若干のしんどさを感じた。

でも、孤独になって自分を養う(チカラをつける)という行為は、決して軽々しく(一時期流行った?「自分探し」のようなノリで)行っていくものではなく、そう考えると、説教めいてくるのも当然なのかな、などと思う。
あと思うのは、この内容は主に若い世代(著者自身が孤独と向き合っていた20代あたり)に向けて書かれているけれど、果たしてこの内容が、どれだけの若い世代に突き刺さるのか…などと思う。
この本が出版されてから10年以上経過した今、時代は一層、「孤独」を忌み嫌い、SNSがますます盛んになって「いいね」を求める風潮が広がって、…でもこんな時こそ、この本の内容が一層、深い意味を持っているように思う。

私は全く若い世代ではない(斎藤先生より少し若いくらい)けれど、みんなと合わせてバズるものを追いかけたり無難に笑ったりに疲れ果てていて、それでこの本を手に取ってみたのだけど、自分の気持ちを後押ししてくれた感じがして、良かったと思う。

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2022年10月28日

Posted by ブクログ

斎藤孝さんの本は、大人向けも子供向けも良い本が多く、読むことが多い。この本はおススメ本に表示されて読んでみた本。

1章と2章はふむふむと思いながら読みました。3〜5章は飛ばし読みしました。

群れない、つるまない、というのは学生時代には難しいこともあるだろうけれど、とても大事なことだと思うので、子供達にも勧めたい本。

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2022年07月25日

Posted by ブクログ

明治大学教授であり様々なメディアで引っ張りだこで活躍する齋藤孝さん著。
テレビで見ていると孤独という単語とはあまり馴染みの無さそうに見える齋藤さんだが人並み以上の孤独と対峙して来た経歴が世界中の偉人達と並べながら語られている。

人間として成長しクリエイティブさを発揮して成功するためには周りと群れずに本当の自分自身と向き合うための1人の孤独な時間が必要不可欠である。

友達や家族との付き合い方に疑問を感じている方、恋人と別れて寂しく感じている方、孤独と向き合うにはどうすればいいのか悩んでる方、様々な方におすすめできる本。

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2021年07月20日

Posted by ブクログ

自分を見つめ直す、自分を高めるには1人の時間が必要だという事がよくわかった。確かに孤独に耐えきれずに常に誰かといるような人は本質的な強さを持ってるようには思えない。

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2021年05月27日

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「大学院に行ったのならぜひ」と同僚に勧められて。
たしかに、研究は孤独との闘いで、その中でこそ結果が出るもの。
今の若者は一人になることを恐れているのか、他人の協調性を重視しているが、一人の時間にいろいろと考えを巡らすことも大切。

斎藤先生考案の、子ども向け一人になる力をつけるゲームがおもしろかった。幼少でぜひやってほしい。

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2020年08月06日

Posted by ブクログ

読書、映画で魅力的な人になりたい。教養がないことは問題ではなくて、大切なのは、そういうものに出会いたいと思うこと。探し続けよう。

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2020年07月25日

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私はわりと孤独を楽しめる分類の人間なのですが、著者の考えにはとても共感できました。先人たちが到達した地下水脈に自分も辿り着きたい、この気持ちはよくわかる!

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

第2章までは素晴らしい。ぐいぐい引き込まれる。しかし、3章以降は、筆者のナルシズム全開で、自己愛に辟易する内容。筆者の自己肯定感が強く、自己価値観のみで強引にまとめた一冊。従い、本書の評価は難しいが、第2章までは、お勧めの本。第3章以降は流し読みでいいでしょう。著者の主張は、筆者の甘やかされた環境で生きることが許されてきた要因が大きく、そこで成り立った孤独の力を、ヒトの普遍的な価値として同定するには無理がある。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

孤独を成長へのプロセスとする「孤独の技法」ガイドブック。

著者の語ろうとする、孤独の必要性・孤独の活用等は、とても参考になりますし、賛同します。そして、実践していることもあります。

多くの作家や作品の孤独感を挿入しながら解説しています。孤独アイテムの紹介も多岐に渡ります。私も読みたい作家さんを見つけました。

第一章の孤独と私が、出発点の様ですが、まず、大学受験を当然としてくれる家族。浪人し予備校を認められる資金力。等に支えられて、大学院進学を許せる状況で、「暗黒の十年」と表現されても、贅沢なお話としかー。

日常生活の中で、孤独を避けている人は別として、その時間・空間を得ることは、案外贅沢なのです。
コロナ禍で孤独との向き合い方も変化したかもしれないですよね。孤独に向き合う中で成長できる物は、確かにあると思います。若い学生さん達読んで下さい。

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2022年02月01日

Posted by ブクログ

『声に出して読みたい日本語』の斎藤孝さんが、
まだ世に埋もれて不遇だったころの「孤独」。
その孤独が、後の力を生み出す創造の源だということ
孤独を怖れるな、孤独のチカラを知れ!
そんなメッセージがあふれている。

でも、その孤独を知っている者にとっては
すべて当たり前というか、よく知っていること。
ただ、この本がよく読まれているということは
孤独を怖れる、避ける人がとても多いのだろうな。

それよりも、見せたい「私」をSNSで
見ず知らずの不特定多数の人に発信する
その方がずっと怖いし、すごく不気味。

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2021年08月02日

Posted by ブクログ

齋藤さんは、テレビで見る印象と大分違ってました。
このようなことをコネコネと考えているからこそ、テレビで見るような発言ができるんだろうな〜と思い、興味深く思いました。

内容は、若い時に読むと共感できるところがあったかも知れませんが、もう自分のほうの感度が鈍ってしまっているので、まあ、あまりぴぴっと来るものはなかったです。

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2020年10月11日

Posted by ブクログ

周りと同じことをするな、孤独に耐えて自分のクリエイティビティを磨いて発揮しろ的な本。著者の孤独な10何年の溜まりに溜まった鬱憤のようなものを感じて、ちょっと自分にはしんどい内容だった。逆に、みんなと同じでよい、平凡でよいという主張はないものか。

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

”孤独”の意味あいが自分と少しズレていたかな。
私は、このまま独りで生きていくことに不安を覚えて、この書籍を手に取ったが、
著者の孤独期間だったと言っていた間に、結婚したことに「ん?」感が否めなかった。
え、それは孤独じゃなくない?
逆に結婚して、孤独ってどうなの。って思ってしまった。

残念ながら私には、野望がない。
しいて言うなら、こっそりひっそり陰で生きていきたいということだろうか。
だからこそ、”孤独”を愛し、”孤独”に不安を覚えるのだけれど。
そういう人たちに向けた”孤独”の本ではない。かな。
「誰かに自分をわかってほしい」を孤独と言う力に変えて、ただ日々をまい進するための本。
私は、もう諦めちゃった派なので、心苦しい。。。
若い人向けかな。

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2020年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【きっかけ】
2013年12月の孤独な時期に読んだものを再読した。(2020年4月)
鴻上尚史『孤独と不安のレッスン』を最近読んだので、「孤独」つながりで本書を再読した。

【印象的だった箇所】
・翻訳にトライ(p74)
言語が日本語だとするりと読めてしまう。一方、日本語ではない言語の翻訳はペースが限られる。そのため、読書をする際のペースメーカーになる。古文や漢文でもOK?

・女性は孤独の時間の使い方がうまい。(p103)
杏里『オリビアを聴きながら』

・中原中也、小林秀雄、長谷川泰子の三角関係(p138)。
小林が中也と同棲していた康子を奪った。

・ハイデッガー『存在と時間』と「メメントモリ」p152
死を自覚することで、自分の可能性を見つめられ、生きることに目を向ける。

・失恋や友情の終わり。p161
すぐにその気持ちを吹っ切るのではなく。その感情に浸りきる。

・堂本剛の例、孤独と楽器 p165
堂本剛は、人といてもどこか一人であることを受け入れている青年なのだろう。
孤独になるということは自分の泉を掘り下げていく行為。ピアノは孤独の影がつきまとうが、ヴァイオリンは子供時代さぞいい子だったのだろうと、つい嫌みな見方をしてしまう。
ピアノが弾けることは、その背後に孤独に練習をし、孤独と向き合ったことの証になる。

・孤独を大事にし、一人の時間を大事にする女性が評価されないのは、歯痒い p169

・成長とは、精神の心地よい状態からの断絶。p172
収集癖のある人(=コレクター)で、魅力的でなく精神的に幼く見えるのは、興味の対象がモノに向いている人。魅力的なコレクターは、その収集を通じて、自分を確立させ、他者ともつながることができる柔軟で開放的な人柄。対象が自分の目指すべきヒトに向いている。

・孤独と教養の関係 p179
教養を軽視し始めた80年代から、人々は孤独と向き合えなくなった。教養があれば孤独を笑い飛ばせ、孤独をうまく付き合っていける。例:孤独でどうしようもないとき「まるで『変身』のザムザみたいだ」など。

・音楽を聴いたり、メールをしたりしているだけでは、孤独の地下水脈が掘られない。本を読むことで精神の掘り下げができる。p181

・子どもの読書と大人の読書 p183 
中学生で本を読まなくなったというのは、子どもの読書から大人の読書に移り切れていない。子どもの読書はファンタジー系のものが多く、大人の読書は自分の精神と向き合うもの、孤独をちらつかせているものが多い。

・孤独は取り扱いを間違うと劇薬になる。p188


鴻上のものは具体的な行動が書かれており、こちらは理論というか、考え方が書かれている。あと、筆者の体験談が多い。

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2020年04月12日

Posted by ブクログ

自分自身に向きあい、深く内省する時間をもつことのたいせつさを論じた本です。

テレビで見る著者は、どこまでも明るい印象ですが、そんな著者も若いころに孤独と向きあう時間をもっていたことに感銘を受けました。

かつて吉本隆明が『ひきこもれ』(だいわ文庫)という本を刊行して、一人の時間をもつことの大切さを語っていましたが、本書の基調となっている考えかたも、吉本の主張に通じるところがあるように思います。ただし著者は、どこまでも内にこもって他者を寄せつけない孤独は「悪い孤独」だといい、自分を確立させることでかえって他者と深くつながることのできるような「良い孤独」をそれから区別しています。「良い孤独」のありかたがじゅうぶんに明確にされているとはいいがたいようにも思うのですが、孤独が次の跳躍を生み出す力を育むということがイメージ豊かに語られており、著者がめざす方向性は明瞭です。

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2024年10月22日

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