【感想・ネタバレ】武魂絵巻(上)のレビュー

あらすじ

三代将軍家光の時代、亡き名軍師真田幸村の兄信幸の治める信州松代に、五位鷺志津馬と名乗る若き美剣士が現れた。志津馬は、信幸はじめ各地の豊臣家ゆかりの大名たちに、現将軍打倒、将軍の弟忠長の擁立という大胆不敵な企てをもちかける。各地の大阪方残党の暗躍、そして伊賀忍者と飛騨忍者の宿命の対決! 志津馬をめぐる情欲の火花散る中、計画の行方は?

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Posted by ブクログ

全2巻。
時代小説。

真田幸村の息子が生きていたってことで、
そいつが豊臣残党の生き残りとかと
徳川の転覆を目指す話。
あらすじ書くとぶっそうだけど、
爽やかな青春小説な雰囲気。

主人公の颯爽たる登場と、
有名どころや忍者とか姫とか
魅力的な登場人物たち。
主人公の出生の秘密と
野望をにおわせる
スピード感あるワクワクな感じの冒頭。

が。
上巻後半ころから、やや首をひねる感じに。

いろんな脇道に話がそれて、
物語の背骨が段々ぼやけてくる。
しかもそれぞれの脇道が割と浅く、
駆け足な感じ。

最後とか、うまいことまとめた感じはあるものの、
それが逆に打ち切りマンガっぽくて
逆にがっかり。

結果、それなりな印象。
題材とか、登場人物とか、
もっとうまいことできたんじゃないのって感じ。
もったいない。

0
2011年10月12日

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