あらすじ
最愛のひとり息子・裕也を失った桜子は、カウンセラーの久根ニコライからふしぎな壺を与えられる。美しい彼は3つのルールさえ守れば裕也が帰ってくると言うが――。絶望した人間たちに久根が与える贈り物は、神の奇蹟か、それとも悪魔の呪いなのか。全ての謎が繋がるとき異なる世界への扉が開く。人間の欲望を抉(えぐ)り出す、極上のホラーミステリ。文庫化に際し、最終章「診断の鍵」を書下ろし収録。(解説・三津田信三)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ある一家に次々に起こる事故、事件。関わる者の琴線に触れる。更なる悪夢が、そこに鍵を握る男が現れる!心に引っ掛かり続ける恐怖を是非ご体験下さい。
Posted by ブクログ
絶望のどん底にいる人の前に現れるという謎多き美青年・久根ニコライ。彼が悩める子羊たちにもたらすのは希望か絶望か。タイトルの意図を読み取れなかったのは私の読解力不足であろう。ニコライも怖いけれど、人間の欲望も果てしなく、非常に恐ろしいな、と思った。
Posted by ブクログ
「佐々木事務所シリーズ」と同じ世界線の話、という情報をどこかで見たので読んだのですが、それを示す記述は1箇所だけだったように思います。しかも、かなり遠回しな接点だったので、見逃す人も多いのではないでしょうか。ほぼ、ノンシリーズの作品のように読めましたので、シリーズを追ってない人でも問題なく読めると思います。
読んだ結果としては、大満足です!
芦花公園さんの宗教的な世界観の楽しさにどっぷり浸かれました。
結局色々と謎は残っているのですが、想像の余地があるという受け止め方をすれば、楽しめると思います。芦花公園さんの作品にはこういうものが多いので、芦花公園さん好きには、まったく問題ないですね。
なんか、「笑ゥせぇるすまん」を読んでいるような気分になりました笑