【感想・ネタバレ】会社で働くとなぜ幸せになれないのか 奪われる〈人生の時間〉のレビュー

あらすじ

働いて働いて働いて…
それであなたの人生は幸せですか──?

「お金」か「やりがい」か、あるいは「成長」か。

会社で働くことは人生の損失であり、会社員でいることは割に合わない。コロナ禍を機に、多くの人たちがそう考えるようになった。日本では近年「退職代行」が横行し、アメリカでは「大退職時代」と呼ばれる地殻変動が生じている。「ふつうに働く」という常識は崩壊し、会社で働くことは「ばかばかしい」と考える人が増えている。

なぜ、このような変化が世界的に生じているのか? 職工、会社人間、就職氷河期世代、ブラック企業、PEW…。会社員の歴史をたどることを通して、「働くこと」と「生きること」の関係を問いなおす。『ブラック企業』著者による新境地。

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Posted by ブクログ

会社を辞めて、独立をしようとしている個人的な立場から、とても有益な本だった。労働の歴史、労働者の権利の変化、従来の資本主義経済の終焉、AIの進化、今は働き方に対して大きな転換期を迎えていると感じる。
今後も日本的な会社は存続不可能だろうなーと思うけど、今もまだ従来の価値観に縛られて生きている人がごまんといる。キャッチーなタイトルだし、多くの日本の労働者たちに届けば良いと思う。

同時に、個人的な話だけど、私自身はホワイト大企業に就職でき、無能の新卒からOJTで育てていただき、株価上昇の波にも乗れ、とても運が良かったからこの立場でものが言えることも理解していて、日本企業に対して感謝の気持ちも大きい。
本書の締めにもあった通り、今後雇われなくてもやっていける人々は、NPO団体の設立やエッセンシャルワーカーたちへの支援など、社会貢献を考えていく必要があると思う。他者貢献にこそ働くことの本質があると教えてもらった。

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2026年05月04日

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