【感想・ネタバレ】伊達政宗(四)のレビュー

あらすじ

切支丹禁止令の噂が広まるなか、越後少将忠輝の執政大久保長安が企んだ大陰謀。ついに最後の荒療治・大坂城攻めを決意する大御所家康。〃天下取り〃の好機到来とみた政宗は、江戸の伊達屋敷にあって策をこらす。

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Posted by ブクログ

何歳になっても変わらない伊達氏が面白い。
敗北感からすぐに立ち上がって自分を見直すけれど、自分は消さない。そうやって自分を全肯定して生きていく様がかっこいい。
素敵だなぁ。
色々画策して、失敗するけどタダじゃ終わらない不屈さに本当に感心してしまう。

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2011年08月01日

Posted by ブクログ

山岡荘八の描く伊達政宗伝第四巻(全六巻)西洋の新旧教国対立を背景にした政宗たちの世界戦略が描かれる。婿の忠輝と長安、その二人に急かされながらも政宗が、大御所・将軍の意図も計りつつ、最後の大勝負に出んとする。
今なら"作品の時代背景を考慮し~云々"と言い訳が入りそうな表現が多々。まあ昭和じゃあ仕方がないだろうが。それにしても長安最後の狂い死にはしょうもないというか、あっさり退場させられたなあと。そして大阪方で秀頼の影が薄いのは仕方がないにしても、"血の道"と断定された淀殿のパラノイアっぷりはどうにかならんものかと思ったり。

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2023年09月18日

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