【感想・ネタバレ】ウルフ・ホール 上のレビュー

あらすじ

「トマス・クロムウェル?」人はいう。「あれはたいした男だ」

1520年代のイギリス、ロンドン。
息子が生まれないと悩むヘンリー八世は、王妃との離婚を願う。しかし、教皇の反対により、一向に離婚協議は進まない。
トマス・クロムウェルは、卑しい生まれから自らの才覚だけで生きてきた男。数カ国語を流暢に話し、記憶力に優れ、駆け引きに長けた戦略家だった。仕える枢機卿の権勢が衰えていくなか、クロムウェルはヘンリー八世に目をかけられるようになるが――

希代の政治家クロムウェルを斬新な視点で描き、世界を熱狂させた傑作、ついに登場。


著者紹介1952年にイギリスのグロソップで生まれる。ロンドン大学とシェフィールド大学で法律を学んだのち、ソーシャルワーカーとして働きはじめる。ボツワナやサウジアラビアでの滞在を経て1986年に帰国し、歴史小説から随筆まで幅広い分野の作品を発表。2006年にはその功績により大英帝国勲章を授与された。2009年に発表された12番目の著作にあたる本書は、全世界から高い評価を受け、ブッカー賞および全米批評家協会賞、歴史小説を対象とするウォルター・スコット賞を受賞したほか、コスタ賞およびオレンジ賞の最終候補となった。

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Posted by ブクログ

読み応えすごい。個人と社会と政治と宗教が超複雑にかつドロドロと混じり合って、その中で実力一つでの仕上がるトマス・クロムウェル。そんな彼も一人の人間で…
役人時代を思い出す 笑

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

淡々と話が進む。歴史をおさえないと何を成した人かわからない。イギリス国教教会がカトリックから独立した流れが王の離婚スタートというのが面白い

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

発売当時、欧米で大きな賞を総なめにしたという話題の書。これも長らく積ん読だったもの。16世紀のイギリスを舞台に、王妃との離婚を望む国王ヘンリー8世、議会、教会・教皇、貴族たちの思惑や陰謀を、トマス・クロムウェルの視点から描いたもの。登場人物が多すぎて最初はとっつきにくいが、書評にあるようにどんどん引き込まれる。500年も前の歴史小説であれが、人間臭さは現代と変わらず、そこが面白いのかも。

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2017年03月12日

Posted by ブクログ

16 世紀イングランドを少し勉強してから読むと良いな。
中世の宮廷、宗教、政治って結構怖い。
だから物語の素材として魅力的なんだろうが。

2009 年 ブッカー賞受賞作品。
2009 年 全米批評家協会賞受賞作品。

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2011年08月23日

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