【感想・ネタバレ】愛とゴシップの「平安女流日記」のレビュー

あらすじ

『枕草子』『紫式部日記』など、「名前は聞いたことがあるけど」……敬遠しがちな「女流日記」。じつは、「職場にうまくなじめない」「他の女への嫉妬でキレそう」など、今に通じる女子のホンネがたくさんつまっています。「紫式部は清少納言が大嫌い!?」「メールチェックならぬ恋文チェックをしていた女君もいる!」など、驚きの話も満載。1000年前の大先輩が、あなたの悩みにヒントをくれるかも。平安女子の頭の中を、ちょっぴりのぞいてみませんか?

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Posted by ブクログ

古文が実は苦手なんですが、教員採用試験では出るんですよね・・・。ちょっと軽めで古文について勉強できるものはないかな~と読んでみた一冊。
古文初心者には、ちょうどいい感じでした。イラストはいまどきですが(笑

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2013年05月05日

Posted by ブクログ

大学の本屋で目に止まり、思わず買ってしまいました。
イラストとともに分かりやすく書いてあるので読みやすい一冊でした。
専門的に勉強している方には物足りなさを感じるかもしれませんが、軽い読み物として、古典が苦手な方でも手軽に読めると思います。

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2013年04月10日

Posted by ブクログ

『枕草子』『紫式部日記』『和泉式部日記』『蜻蛉日記』『更級日記』といった、平安時代の女性が作者と言われる日記・随筆を紹介する本。
古文は元々好きで、古文についての多少の教養が私にはあるが、この本なら古文の知識がなくても楽しんで読めると思う。本文の言い回しだけでなく、装丁やイラストも、敷居が低くなるよう工夫されていると思った。
本文で述べられていることの根拠に、段数などが書かれてはいるが、随所随所でどの文献を参考にしたか、は、書かれていない。本の巻末にひっそりと参考文献一覧があるだけなので、この本の著者の憶測なのか、本当に作品に書いてあることを引用しただけなのかが分かりづらい。正しい知識として身につけるならば、参考文献にも記載されている「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」(角川ソフィア文庫)シリーズなどをあたったほうが良いと思う。
ただ、この本を読めば日記文学への敷居は低くなるだろう良書、だとは思う。

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2025年10月09日

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