あらすじ
815社の17万人を分析してわかった、トップ人材が出世するためにやっていたこと。
AIによってあらゆる仕事が代替され始めた現代、「手に職をつけて食っていく」生き方はもはや無理ゲーになりました。よって、今後は多くの人が「企業の中で生き抜く」ことに重きを置いたキャリア観へとシフトしていくと思われます。
とはいえ企業内でも、資料作成や文書生成など、一般的な「現場業務」の多くはAIによって効率化・代替されていきます。「量をこなす」「スピーディに処理する」といった能力では、もはや差がつきにくくなっています。
そんな状況で、会社から期待され、必要とされ続けるには、どうすればいいのか。それを言語化したのが、本書です。著者がクライアント企業800社超のビジネスパーソン17万人の行動をAI分析してわかった、出世の早い人たちに共通する「115の習慣」を紹介します。
「通勤時間に“耳の学習”をしている割合が一般社員より78%も高い」
「朝の挨拶で“同僚の名前を口にする確率”が一般社員より30%以上高い」
「エレベーターで“階数ボタン係”をやる頻度が一般社員より58%も多い」
「デスクトップ上のアイコン数が一般社員より68%少ない」
……などなど、実際の調査によって明らかになった「意外な習慣や特徴」を多数収録。すべてにエビデンスのついた、これまでにない「ビジネススキル本」になりました!
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Posted by ブクログ
あらすじ
815社・17万人以上のビジネスパーソンの行動ログやAI分析データをもとに、組織で「この人に任せたい」と抜擢され、圧倒的な信頼を集める上位5%のエース社員共通の習慣を解き明かした実践書。著者は、評価される人とそうでない人の差は、日常のコミュニケーションにおける「具体性のレベル」にあると説く。その象徴が、「いい感じにやっといて」「適当に進めておいて」といった曖昧な指示や表現の完全な排除だ。期待される人は、目的・期日・完了基準を明確に言語化し、相手の判断コストややり直しの手間を先回りして取り除く。データに裏打ちされた115の行動原則を通じて、組織で不可欠な存在へと成長するための再現性の高い型を提示する。
所感・深掘り
膨大なデータから導き出された「期待される人」の行動原理に深く頷かされるとともに、日頃から自分が戒めてきたコミュニケーションの規律を改めて強く再認識させられる一冊だった。
特に最も深く腑に落ちたのは、「『いい感じにやっといて』という曖昧な表現を絶対に使わない」という原則だ。この言葉は一見すると相手への信頼や裁量の付与に見えて、実際は自分がゴールを言語化する労力を放棄し、相手に解釈の迷いとやり直しのリスクを丸投げしているに過ぎない。「いい感じ」の基準は人によって全く異なるからこそ、着地点や求める精度、期日を具体的に定義して伝えること。それは単なる業務効率化を超えて、関わる相手の時間とエネルギーを浪費させないための最大の敬意であり、真の思いやりなのだと痛感した。
また、相手の認知的負荷を減らす具体的な関わり方は、人を育て組織を動かすリーダーにこそ求められる必須の資質である。曖昧な指示を出しておいて後から「そうじゃない」とダメ出しをするような姿勢では、部下や後輩は萎縮し、自発的に動けなくなってしまう。言葉の定義を徹底し、事実ベースで認識のズレをなくす習慣をリーダー自らが率先して実践してこそ、現場に確かな安心感と自走する力が宿る。日々の些細な一言にこそ指導者の品格と責任が表れるのだと、自戒を込めて深く心に刻みつけられた。
曖昧な言葉に甘えるのをやめ、目的と基準を明確に言語化して相手の負荷を徹底して減らすこと。
業務の指示や認識のズレによるトラブルに悩んでいる人はもちろん、自らの基本動作を研ぎ澄まし、関わるすべての人から「この人となら迷わず仕事ができる」と絶大な信頼を寄せられるリーダーを目指す大人にとって、生涯手元に置くべき行動の指針書だ。
Posted by ブクログ
数値がすごい出てくるけどそれってほんと?って、思うのもあったし、朝の挨拶が63デシベル以上だなんて分かんなくない?って思うのもあったけど、習慣が115も紹介されてる本だからいくつかは実践してみたい!
以下、やりたい習慣。
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・反応と同意を区別して、反対意見にも軽く頷く
・日曜夜に翌週のタスクを整理する
月曜朝に週の優先タスクを2つ決める
・資料の最初に結論を書く
・資料の最後はThanks&NEXT(行動提案)
・会議の前半でそもそも(前提や目的の確認)
・会議の後半でさらに(他者意見を土台に結論へ)
・自社の流行り言葉をチェック
・AIの回答をそのまま使わない70%は自分の言葉
・想定質問を会議前にAIで洗い出す
「厳しい上司として、この資料に5つ質問して」
・AIに最近おすすめのビジネス書を聞く