あらすじ
寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。ともに裸で後ろ手に縛られ、口紅を塗られた猟奇惨殺事件である。急遽、北海道に飛んだ十津川警部は、容疑者として浮かんだ橋本刑事の重大な動機をつかむ。北の大地に響く「北帰行」の歌声は、彼の犯行を証明するものなのか。橋本の運命の事件を描いて、累計一二〇万部に迫る、愛と慟哭の傑作長編推理!
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Posted by ブクログ
今回はなかなか重い話だった。
十津川警部の橋本さんを疑ってしまうけれど信じ続けたい気持ちがひしひしと伝わってきた。
その雰囲気に『北帰行』の歌がよく似合う。
でもよく橋本さんは踏みとどまってくれた!
どうやら今後も橋本さんは登場するキャラらしいし、どうか幸せになってくれるといいなと思う。
それにしても柴田の殺され方は怖いなー。
いや、サブちゃんも怖いか。
浮気急行のアリバイ作りはおもしろかった。
こういうところが鉄道ミステリーの好きなところなんだよね。
ネタばれになってしまいますが、
別作品で私立探偵の橋本を知っている人は、犯人の除外ができます。
若かりし頃の橋本を知れ、別作品でちょくちょく登場する私立探偵
の橋本と捜査一課の信頼関係の背景がわかり、より十津川シリーズ
に入り込めます。
初十津川シリーズとして読んだとしても十分面白い作品です。