あらすじ
二〇〇四年五月、エストニア、ラトヴィア、リトアニアは念願だったEUへの加盟を果たした。これまで三つ子のように扱われてきた三国は、なぜ「バルト」と一括されるのか。その答えは、中世から東西南北の交易の十字路として注目されたバルト海東南岸地域でくりひろげられた歴史の中にある。周辺大国ドイツ、ロシアの狭間にあって、それぞれの民族のまとまりを失うことなく、二〇世紀にやっと建国した三国の道のりを辿る。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
二〇〇四年五月、エストニア、ラトヴィア、リトアニアは念願だったEUへの加盟を果たした。
これまで三つ子のように扱われてきた三国は、なぜ「バルト」と一括されるのか。
その答えは、中世から東西南北の交易の十字路として注目されたバルト海東南岸地域でくりひろげられた歴史の中にある。
周辺大国ドイツ、ロシアの狭間にあって、それぞれの民族のまとまりを失うことなく、二〇世紀にやっと建国した三国の道のりを辿る。
[ 目次 ]
第1章 バルトという地域
第2章 中世のバルト―リヴォニアとリトアニアの成立
第3章 環バルト海地域の覇権争い
第4章 ロシアによる支配の確立
第5章 民族覚醒と国家成立への道
第6章 三つの独立国家の誕生
第7章 バルト三国の独立国家としての歩みと崩壊
第8章 ソ連邦下の三つの共和国として
第9章 「歌とともに闘う革命」と独立への道
第10章 独立回復以降のバルト三国
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