あらすじ
先達の言葉にこそ、この国の叡智が詰まっている。仁愛を決断の基本とした小早川隆景、一癖ある者を登用した島津斉彬、時間と進歩の価値を熟知していた秋山真之、教養の正体を見抜いていた内田百けん、学問を支えるのは情緒と説いた岡潔……。約五百年にわたる日本の歴史の道程で生み出された九十八人の言葉と生涯に触れながら、すばらしい日本人を発見する幸福を体感できる珠玉の名言集。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
NHK BSプレミアム の英雄たちの選択が好きです。
もう、↓のとおり。
古めかしい書物の中に、無名ながらこれは素晴らしいと思える人物に出会ったとき、宇宙の彼方までいけるほどに深遠な哲学的な言葉に触れた時、ぶっ倒れるほどの感動をおぼえる。
きらめくような一行をみつけだし、誰も知らない真実を見てしまった瞬間がたまらない。そのために生きているようなものである。
人は必ず死ぬ。しかし、言葉を遺すことはできる。人間が物事を真摯に思索し、それを言葉に遺してさえいれば、それは後世の人々に伝わって、叡智となる。この叡智の積み重なりが、その国に生きる人々の心を潤していくのではないか。
読書以上の充足感を私はまだ知らない。
Posted by ブクログ
才能には限りがあるが、労力は時間の許す限り投入できる 人は、必ず死ぬ。しかし、言葉を遺すことができる。どんなに無名であってもどんなに不遇であっても、人間が物事を真摯に思索、それを言葉に遺してさえいれば、それは後世の人々に伝わって、それが叡智となる。この叡智の積み重ねが、その国に生きる人々の心を潤していくのではないか 水戸藩6代徳川治保の言葉:民を苦しめない政治をしていれば、後で必ず国の利益はついてくる 人生の目的を人格の完成とそれによる心の安定におく人間は強くまた幸せになれる
Posted by ブクログ
「知らないという事と忘れたという事は違う。忘れるには学問をしなければならない。忘れた後に本当の学問の効果が残る」
読んだ本の内容を忘れてしまう。忘れないようにメモするが、それを見返すこともなく、また同じ本を買ってしまうことがある。
でも、それでもいいのかもしれない。
「はじめから知らないのと、知ったうえで忘れるのでは雲泥の差がある。その人に効果を発揮するのは忘れたあと。役に立つかということばかり考えるのは墜落の第一歩」
「内容を忘れるのを必要以上に心配する必要はない。いったん覚え、そして忘れたものは後になって必ずその人に効いてくる」
人生の先輩たちがそう言っているのだから。