あらすじ
「ごうむね」とは、江戸初期、戦乱がおさまって失職した武士で、乞食に身を落として大道芸をなりわいとした被差別民のこと。弾左衛門、車善七の支配を受けた彼らの生態をまざまざと活写。
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Posted by ブクログ
歴史の暗部に
埋もれてしまいそうな
「文字を持たされなかった人々」の記録
江戸の悪処や悪人、いかがわしい土地の貧しい芸人の姿の中にこそ
語られるべき本当の歴史が宿っているような気がする
沖浦和光さん、網野善彦さん、宮本常一さん
佐野真一さん、小沢昭一さん
この人たちの著作が面白いと感じている人には
たまらなく 興味深い 一冊でしょうね
私たちの国の
歴史の中に
確かに 存在した
この人たちのことを
私たちは
忘れてはならない