あらすじ
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この本は、ぜんぶがすきとほったお菓子でできた、あまくてなつかしいお話です。ことばの菓子司が贈る自伝風極上スイーツ小説。
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Posted by ブクログ
自伝風スイーツ小説。
先祖も甘党だったという主人公は1959年、昭和34年生まれ。
戦後の高度成長期、バブル時代と
主人公の成長のそばにいつもあったお菓子たち。
洋菓子が多かったのは、国の成長とともに洋風のものが段々と入ってきている時代の象徴なのかなあ。
なんか甘いもの食べたくなったなあ。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
この本は、ぜんぶがすきとほったお菓子でできた、
あまくてなつかしいお話です。
ことばの菓子司が贈る自伝風極上スイーツ小説。
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↑この紹介なんとなく頭悪い本に見える(笑)
のでこっちを
(内容紹介)
金花糖、動物ヨーチ、クリーム玉、地球モナカ……
時代を彩る駄菓子から、エキゾチックな洋菓子、伝統の和菓子まで、
ナガノマユミの自伝小説にもなっている、
すべてがお菓子でできた甘く懐かしい物語。
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Posted by ブクログ
まず表紙がかわいい。愛しい。
中身はお菓子手帳と名乗っているものの、実際はまゆみさんの半自伝的なものとして読みました。
勝手な想像ですが、編集さんからここらでそういうものを書いてみましょうと言われたものの、まゆみさんはストレートにそういうものを書かなそうなイメージなので。
これまでもまゆみさん自身について、断片的に知る部分はあったけれど、こうして系譜をなぞって細かく知るのははじめてだったので興味深く読みました。こうしてこの方が出来上がったんだという感慨。ただ食べ物の表現的には、いつもの本のなかに出てくるもののほうがよほど惹かれました。好きなエピソードは鳥を病院に連れていくところ(私自身は鳥苦手なのに、まゆみさんの書く鳥はかわいらしく感じる)、美大受験のあたり、カード集め、OLさん時代の仕事帰りに甘いものを食べるところなど。