【感想・ネタバレ】パリ 下のレビュー

あらすじ

政治は腐敗、ブルジョワが隆盛を極め、労働者は貧困に喘ぐ19世紀末パリ。建設中のサクレ・クール寺院が見下ろす悪徳と矛盾の町で、信仰を失い魂を彷徨わせる一人の神父がいた――。

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Posted by ブクログ

完璧という印象。
三部作の前二部は日本語で読めませんので、ルルド、ローマの試みはわかりませんが、パリで成功したことはわかります。我が心情に似る所があって、ピエールの気持ちが痛いほどわかります。
最後は「わくわくどきどき」で読み進めますが、とても気持ちのいい流れで癒されます。
田山花袋なども影響を受けた自然主義文学なんですね。とても「古さ」は感じられません。

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2018年05月04日

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