あらすじ
わたしにとって作歌とは、自分の“魂の論理”を、この世に書き出していく行為なのだと思う――社会とうまくなじめなかった自身の性格や経験をまじえつつ「言葉と創作」について真摯につづった、注目の歌人による初エッセイ。話題の短期連載に、「短歌をはじめた日」「エッセイがむずかしい」「書けないと書けるの距離」「本当のことを書くということ」など書き下ろし20本を加え書籍化。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんでもそうだけど、創作物において、作者のことを知ることは、ノイズになることがある、気がする。
だから、エッセイを読むか迷っていた。でも、伊藤紺さんの短歌がとても好きなので、やっぱり読みたいと思って購入。
結果的に、絶対に読んでよかった。すごくよくわかるし、全然わからないこともあるし、率直で魅力的なエッセイだった。すぐに伊藤紺さんの短歌集も読み返したい。
【わたし】かと思った。
伊藤紺さん、あなたのエッセイが読めてよかった。
個人的に魂を星ととらえ表現する方がとても好きなので、冒頭から射抜かれました。
言葉にした瞬間感じたものはかたちを変えてしまうので、こうしてレビューに綴ることも躊躇われるのですが、
それでもやっぱりあなたのエッセイが読めてよかったと記しておきたくて、このレビューを書いております。
たびたび【わたし】の言葉なのではないかと錯覚するほど、わたしの中にも身に覚えのある感覚が山ほど綴られておりました。
伊藤さんが実際に感じていること、その目に映ったものと全く同じことを捉えているわけではないのに、わたしの中にある似て非なる星も今この瞬間燃えております。
これがエッセイを読む醍醐味だと思います。