【感想・ネタバレ】寝た子は起こすな 「早起き神話」の深刻な現実のレビュー

あらすじ

健康リスク、学力への影響、自殺との関わりまで──「早起き」が子どもを追いつめる

健康的な生活習慣と信じられてきた「早起き」。しかしそれは、子どもにとって何のメリットもないどころか、学力や心身の健康に深刻な影響を及ぼしている可能性がある。その背景にあるのが、思春期特有の体内時計だ。
なぜ子どもは夜に早寝ができず、朝に早起きができないのか。「早起き」を強いることで、何が奪われているのか。世界の最新研究に基づき、その理由とリスクを明らかにしながら、子どもの知能と健康を守り、力を最大限に引き出すための方法を示す。

【内容】
第一章 日本の子どもの睡眠時間は世界最低レベル
第二章 知っておくべき「眠り」と知能の深い関係
第三章 医学的に考える「早寝早起き」の理不尽さ
第四章 「概日リズム」が睡眠のカギを握る
第五章 病気としての「朝起きられない」
第六章 どうすれば子どもは早く眠るのか
第七章 子どもの睡眠を守る社会をつくるために

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

加齢で朝型になるのはよく聞くが、成長期から成長期の終わりにかけて夜型になる傾向があるというのを初めて聞いた。色々な要因で睡眠覚醒リズムがずれてしまう事が分かった。またアスリートも朝型夜型でパフォーマンスのピークタイムが大分違ってきてしまう点は興味深い。

0
2026年04月17日

Posted by ブクログ

私、娘が幼児期早寝早起き正義でやってきたから、小学校高学年入る前にこの本読んでおけてマジでよかった!不登校も鬱も自タヒも、その一因は睡眠の可能性がある。
てか、こんだけ思春期の無理な早起きはよくないとわかってる(複数エビデンスあり)のになぜまだ学校や社会は変われてないのだろうか…

覚えておきたいことを下に箇条書きでまとめとく。

・中国で14.6歳ごろの1362名を調査したところ睡眠時間が8時間未満の子は8時間以上の子と比較して2.9倍の自タヒ未遂リスク
・米国で3万人近くの学生を調査したところ睡眠時間が短くなるほど絶望感、自タヒ念慮、自タヒ未遂、薬物使用すべてのリスクが高まるとわかった
・8時間が一般的に良さげに思われてるけど、高校生まででも9時間は必要。未成年に8時間は明らかに足りない
・必要な睡眠時間は60%以上遺伝で決まる。ショートスリーパーもいるが、人口の1パーセント未満。ショートスリーパーを自認する人も実はそうではないケースが多い。
・朝型夜型もほぼ遺伝だが、生活に支障をきたすほどの朝型夜型はそれぞれ10%未満
・睡眠時間が6時間未満の人は7時間以上の人と比べて4倍風邪をひきやすい
・幼児期は朝型、小学生高学年から思春期にかけていったん夜型になり、成人するとまた朝型傾向になる
・20〜21時に寝る小学生は科目に関わらず成績が良い傾向
・2800人の調査:2歳時に睡眠時間が12〜13時間取れてるグループは小学校入学時の言語性IQが最も高く、9時間以下のグループはほぼ全員がIQ100を下回っていた(因果関係は立証されていない)
・15歳前後の睡眠パターンは24〜9時が最も典型的
・小学生以降は30分以上の昼寝は睡眠医学的知見からは推奨されない。また15時までには完全に目覚めていること。

0
2026年04月12日

「暮らし・健康・美容」ランキング