【感想・ネタバレ】800字を書く力のレビュー

あらすじ

「自分には文章力がない!」と、あきらめているあなたへ。書くことに必要なのは、感性でも想像力でもない。一文一文をつないでいく力である。これは文章の論理的必然性ともいうべき能力で、簡単な読みとりの訓練によって誰もが身につけられる。まずはこの本をガイドに基本の800字に挑戦してみよう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に読書を楽しむために大切なことが書かれているから、読書入門者は読むべき。書く力は読む力だし、読む力は書く力。

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2011年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●文は何かが足りない形をとる
 (ex)きのうは良い天気だったが、一日中部屋でゴロゴロしていた
 →「きのう」は何曜日か
  「ゴロゴロしていた」のは男か女か
  「ゴロゴロしていた」のは何者か 
  どうして「ゴロゴロしていた」のか
  「部屋」は何階にあるのか
 →足りない所を補おうと文は書き足されていったはずなのに、書けば書くほど足りない所は増えていく。だから書き手はまた文を書き加えていく。これが文章が出来上がる仕組み。
 →文章は「書くと、書ける」
 

●書き手の理論とは、足りないものを補おうとする意志であり
 読み手の理論とは、足りないものを追い求めようとする意志である

●読者が文章に飽きる理由
 ・文体が気に入らない
 ・文章そのものが分かりにくい
 ・テーマや内容がつまらない

●次の会話に入る素敵な言葉
 (ex)女:ずっと黙ったままね
   男:何を話せば?
   女:私を退屈させる話がいいわ。
   男:どうして?
   女:※楽しすぎるの、あなたと一緒に居ると

 (ex)男:たまには、僕のこと思い出してくれよな
   女:…。いいえ、思い出さないわ。
   男:…。
   女:だって、いっときだって忘れる事なんかないもの。

●形式段落→行がひと文字下がっている所が、その切れ目
 意味段落→意味上のまとまりを考えた時に、そこが大きな切れ目だと判断された所。

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2023年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

論文を書く参考に読みました。

[概要]
書き出せば書ける。
書くときには、それまでに書いた文をよく読み、文脈に合わせて次の文を書く。
淀みのない文はつまらない。
引っかかりや、文脈から外れた淀みが、読み手を立ち止まらせ、ハッとさせる。

書くことは何より読むことから。
読むのがうまい人は、書くのもうまい。
疑問を持ち、次を予想できる読み手であることは、必要なヒントを過不足なく書いていける書き手になる。

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2015年08月07日

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