あらすじ
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ゴミ箱ロボットは、ゴミを拾いあつめようとするロボットです。でもアームがないので、自分ではゴミを拾えません。ただヨタヨタ歩きまわり、ゴミがあるとじっと見つめるーーそれだけ。このロボットがゴミを集めるには、どうしたらいいでしょうか?
また、こんなロボットもいます。子どもたちに昔話の「ももたろう」を語り聞かせようとしますが、ところどころで大事な言葉を忘れてしまうのです。「どんぶらこ、どんぶらこ、と、えーと、あれっ、なにが流れてきたんだっけ?」最後まで話しきるには、なにが必要でしょうか?
この本に出てくるのは、こんなふうに苦手なことや弱点が多いロボットばかりです。モジモジ、オドオド、モゾモゾ、キョロキョロと、どこか自分の行動に確信がもてないようす……。でもおもしろいことに、そんなロボットを目にすると、どこからか助けてあげようとする人が現れるのです。
いったいどうして人は弱いロボットを助けたくなるのでしょうか? そこを掘り下げていくと、そもそもわたしたち人間が普段どのようにふるまっているか、まわりの人とどのように関わっているか、ということが見えてきます。そして、「弱さ」が発揮する意外なチカラに気づくきっかけにもなるのです。
さあ、あなたも弱いロボットに出会ってみてください。なにを感じるでしょうか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世の中はどんどん便利になり、人間が頭や身体を動かさなくてもいいことが増えていくことに「なんだかなぁ…」と感じていた。他者の助けがないと課題を解決できない、この「弱いロボット」は、便利ばかり追い求める社会への「ちょっと待った!」なのではないか。小難しいことが嫌いな人にも、このロボットたちの可愛さはウケると思う。うちにも、欲しいな~。
Posted by ブクログ
「ロボットは便利なもの」以外の視点を与えてくれる。
ゴミを前にしてドタバタしているゴミ箱ロボットを見た人がゴミを拾うようになる。わたしたちは完全でなくていいんだと改めて思う。
Posted by ブクログ
子どもに読ませたいと思って買ったものだったが、目から鱗だな、これは。発想の着眼点が凄すぎる。どうして物事をそんな視点から捉えられるのか。感心しきりである。
いつでも読めるってところからなかなか読まずに棚に居たが、子どもが一瞬で読み終わっていたのを見て、私もすぐに読むべきだったな。
そして新書か単行本で、もう少し深くこの考え方を学びたいと思った。