【感想・ネタバレ】もうひとつの戦後80年 「終わりと始まり」の1995年から考えるのレビュー

あらすじ

「失われた30年」の長い停滞が始まった頃――.1995年に文芸評論家・加藤典洋の「敗戦後論」が提起した論争を入り口に,戦後80年を経た今も未完の戦後責任問題,対米従属から抜け出せない「日本の袋小路」,「戦後」を論じる批評世界の「切断と接続」をめぐって言葉を交わす.混迷を深める諸問題に向き合うための真摯な対話.

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Posted by ブクログ

バランスをとる時間

というわけで最近めっきりネトウヨと化したひまわりめろんさんですが、左派系の論説もきちんと押さえておきたい
両方の意見にバランスよく向き合うことで、健全な意見形成ができると思うんです

そして本書は2025年8月に行われたシンポジウムを書籍化したもの
内容は戦後の思想家である加藤典洋さんの代表作『敗戦後論(1997年)』とそれにまつわる論争をあらためて「戦後80年」に振り返るというもの
まぁ、『敗戦後論』(右派からも左派からもボコボコにされた)に興味のある方はそれぞれに読んでみればいい

ここではあえてこの問題に触れたい

「いや、いつまで戦後やねん!( ゚д゚ )クワッ!!」

うーん、いや節目節目でっていうのなら分かるんだけど、日本てずーっと「戦後」なんよね
いついかなる時も「戦後」
80年もこんなこと言い続けてんのは日本くらいなんよな
それはやっぱり共通認識として総括してないじゃん!ってのがあるんだと思う
終わらしてないじゃん!っていうね
まぁその総括の形については様々な意見があると思う 謝罪や補償を重視する考え方もあれば、すでに一定の区切りはついていると考える人もいる

問題は「もういいんじゃね?だいぶやったやん」て人と「ぜんぜん足りてないわ!」って人、「いや被害者の人が納得するまで終わりません」って人、さらには「被害者なんていなかった」みたいなことを言い出す人までいて、それは色んな意見の人がいていいんだけど、国としてきちんとした意見がまとまってないことだと思うんよな

決して忘れてはいけないことだとは思うし、二度と戦争なんてしちゃいかん!とも思う
ただ、そのために必要なのは「戦後」を終わらせないことではなく、過去を踏まえたうえで未来志向の平和を築いていくことなんやと思うんよな〜

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2026年06月06日

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