【感想・ネタバレ】特別支援教育はたのしい授業でのレビュー

あらすじ

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仮説実験授業研究会で生み出され深められてきた「たのしい授業」という考え方を大胆に持ち込んで,障害児教育(特別支援教育)の新時代を開く!
子どもたちから「もっとやりたい」と言ってもらえた,たのしさ実証済みの授業プランと,その授業の考え方から,すすめ方,応用の仕方まで満載の一冊。

★★ もくじ ★★
はじめに
1.特別支援教育にたのしい授業を
2.予想実験ゲーム《エラン・デ・ミテ》
3.発表会形式入門《おりぞめ発表会》
4.ものづくりの授業のポイント
5.ドキドキワクワク〈宝島〉(支援学校)探検記
6.ミニ授業書《ドライアイスであそぼう》
7.たのしく学び,たのしく生きるために
8.傘をささないヨウ君
9.僕の入門
付録 たのしい障害児教育のプラン・文献紹介
あとがきと謝辞

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Posted by ブクログ

 特別支援教育の現場では,「まず,それぞれの個性や特性を理解してから,その子に適した教育内容と方法を与えていくことが大切だ」ということが常識となっているのではないでしょうか。「個別の支援シート」なるものが,そのような常識を助長しているようでもあります。
 しかし,本書を手に取ると,特別支援教育にも今までと違った景色が見えてきます。
 本書は「特別支援教育にも,ある程度,その子の障害などに関係なく,通用する教育内容と方法があるに違いない」-という発想で研究され,まとめられた本ですので,「うちのクラスの子も喜んでくれるかも」と思える実践がいっぱい詰まっています。執筆者はいずれも仮説実験授業研究会の会員です。「だれでもが安心して使える授業プラン」の開発を,その研究の中心として活動してきている方々です。
 今すぐにでも真似できる具体的なプランの紹介もありがたいし,これまでの財産を一覧できる付録もありがたいです。
 さらに,本書には,特別支援学級だけでなく普通学級でも十分通用する「考え方」も随所に紹介されていて,こちらも,自分の実践をさらに膨らます視点をもらえます。これについては,引用もしてあるので,そちらをご覧下さい。

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2012年08月07日

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