【感想・ネタバレ】虚(うつろ)の王のレビュー

あらすじ

新田隆弘は鬱屈をため込んでいた。かつては渋谷で伝説のチームと言われた“金狼”の元メンバーも、今ではヤクザの下っ端。兄貴分の命令で高校生が作った売春組織を探っていた隆弘は、中心人物の渡辺栄司に辿り着く。さして喧嘩が強そうでもない、進学校に通う色白の優男。だが、栄司は仲間を圧倒的な恐怖で支配していた。いったい何故。隆弘が栄司の全く異質な狂気に触れたとき、破滅への扉が開かれた――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

馳作品の中でも、結構「取っ付きやすい」ジャンルなんじゃないでしょうか?

感情を持たない超越した存在。
いつもの馳作品なら、そんな存在すら自我が崩壊しそうだけど、今回はその役割をキープ。珍しい。
でも、その展開が何となく、「取っ付きやすい」という印象を感じてしまいました。

その取っ付きやすさが、より「引き付ける魅力」を醸し出してる気もします。
比較的素直に、「うん、面白い!」と感じれましたね。

馳作品にしては、ホント珍しい。。。

0
2010年12月30日

「小説」ランキング