【感想・ネタバレ】浅き夢見しのレビュー

あらすじ

AneCanモデル押切もえ初の長編小説!

AneCanモデル押切もえが構想・執筆に3年をかけ、すべて自ら書き下ろした完全オリジナルストーリー。新書『モデル失格』が大ヒットとなった著者による、モデル界初の長編小説です。
主人公は25歳の売れないモデル。きらびやかな舞台に立つことを夢見るも、実際には何も行動を起こせず、うまくいかない挫折の日々。空回りするオーディション、業界の甘い罠、ダイエットとリバウンド、後悔だらけの恋愛、ライバルの出現…、数々の試練やネガティブな感情に押しつぶされそうになりながらも、いかにして売れるモデルへと成り上がっていくのか。彼女が見つける、自分だけの未来とは…。
「表舞台で輝く笑顔の影には、他人には見せない努力、葛藤、摩擦…など辛く苦しい裏舞台が必ずある。それがあるからこそ、表舞台に強く立つことができる。夢を追い続けることは大切だけど、大変なんだ」という思いをこめて書き上げた長編小説。 モデル業界のバックステージや、キレイになれるノウハウなど、現役モデルだからこそ描ける細やかな描写に注目してください。人生をあきらめかけている人にこそ読んでもらいたい、新感覚の「モデル小説」です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

押切もえ作ということで、読んでみた。
スーパーでバイトしながら、だらだらとモデルになる夢を見ていた瞳。
体型の維持もできず、事務所をクビ直前で、悪徳プロデューサーに騙されそうになる事件で、クビ。
心を入れ替えて一読者モデルから始める...
ここからこんなに節制できるなら、もっと前からできていたような気もするが。
やっぱり一定の努力+運が必要ということだろう。
対照的に描かれる"リオ"が面白い。
若く、スカウトからトントン拍子で売れっ子新人になるが、控室での本人はそれほどのやる気を見せず、早くモデルを卒業して、女優になりたいと。それでも、瞳が売れてくると、週刊誌に中傷記事をリークしたり、ステージ前に怪我をさせる。性格的には酷く描かれているが、モデルとしての地位は高い。
普通の小説なら、性格の悪いライバルは自滅していくものだが、そこまでは描かれていない。ということは、押切もえの目からみると、実際にそういう人がいるということだろうか?

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2013年10月06日

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