あらすじ
高校生の咲十子(さとこ)は、母と二人で慎ましく暮らす優しくてちょっとドジな女の子。ところがある日、母が連帯保証人になっていた会社が倒産! 一億円もの借金を肩代わりしてくれた救世主・和久寺風茉(わくでらふうま)は、親同士が勝手に決めた咲十子の許婚で…!?
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Posted by ブクログ
全2巻。
10歳の天才少年と16歳の少女の年の差カップル!?一途に咲十子を想う風茉君も、次第に彼に惹かれていく咲十子も可愛いです。二人を見守る周囲の人々も、皆さんとても個性的で面白おかしく。(笑
読んでいると、ふわっとした温かな気持ちになれます。こちらが赤面するくらい初々しく可愛いシーンもいっぱいですv
Posted by ブクログ
高尾さんの漫画は「人形芝居」が一番好きだけど、高尾さんの漫画で一番好きなキャラクターはなんと言っても風茉くんです。
少なくとも1話につき1回は心臓を貫かれたかと思うほどときめかせてくれる風茉くんのただならぬ男らしさ!これについては今更語るべくもありませんが、風茉くんの賢さ、冷静さ、意志の強さ、行動力、負けん気、そして咲十子への愛。その全てが端的に表された名言はなんと言っても10話のこれ。
「どうやっても俺は咲十子より早くは生まれて来れないし、一足とびに年はとれないじゃないか。そうしたら、今の自分でできることなら何でも…出来ないことだってなんとか、するしかないじゃないか。年齢や姿は関係なく、想いは返してもらえるって、俺が信じてなかったら絶対にかなわない」
うあああああああ風茉くんかっこいい!10歳!だけど!!いや!10歳!だからこそ…!!!
でもでも、私がディアマインで最も好きなシーンは、20話で一美ちゃんが鋼さんに振られて九鉄に慰めてもらう場面です。なぜかここが一番泣きそうになる。
「あたしのことは好きじゃないから、恋人にはできないって。子供だからって言わなかった!あたしが鋼十郎様を好きみたいにあたしを好きじゃないからって!だから…いいんだもん」
「鋼十郎って呼んでもいいよ。何年も同じ顔が側にいて、一度も俺を身代わりにしようともしなかったろ。俺ならやってるよ。一度位いいよ。」
本当に一美ちゃんと九鉄は可愛い。可愛すぎる…。
絵も正直この頃が一番…文庫版2巻の書下ろし…絵が劣化しすぎてて辛いよ…高尾先生の絵はちょっとラフなところがふわふわしてて良かったのに、悪い意味で花ゆめライズされたパッキパキの線になってる…カラーは変わらず良いのに、すごく残念。最初見た時他の誰かが寄稿したのかと思ったよマジで。