あらすじ
これぞライトノベルの金字塔! 2003年、電撃文庫より刊行が開始されたこの『半月』シリーズは、またたく間にライトノベルファンにとどまらない広範な読者を獲得しました。そして2013年、装いも新たに刊行された文春文庫全4巻は、主人公たちの台詞を物語の舞台、伊勢弁に改めたリメイク版です。肝炎で入院中の高校生・戎崎裕一は、エロ本集めが趣味の多田さんや元ヤンキーの看護師・亜希子さんに翻弄される日々の中で、同い年の秋庭里香に出会う。人形のように美しく、本を愛し、そして女王様のようにワガママな里香は、難しい病気をかかえていた――。ドラマ、映画、漫画、アニメになったボーイ・ミーツ・ガールの聖典をぜひ電子書籍で!
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Posted by ブクログ
新聞の紹介記事(装丁買いのコラムで紹介)がきっかけで読んでみました。
ラノベとしてヒット後、改稿された単行本をもとにして再文庫化した作品とのこと。
もともとがラノベだけに気楽に読めました。
ヒロインの里香は心臓病で長期入院しており、死が隣人の状態です。主人公の裕一は個人的にはヘタレだと思いますが、愛すべきキャラクターです。
しかし、主人公の裕一は無茶しすぎです。肝炎で入院中なのに病院を抜け出すし、雨に打たれて風邪ひいて高熱を出す始末。
夏目医師はなにか哀しい過去があるようです。今後、明らかにされそう。
主人公の親友の司くん、看護師の亜希子さんがいい味だしてます。
続きも読んでみようと思います。