【感想・ネタバレ】魂のありか 中国古代の霊魂観のレビュー

あらすじ

古代中国の人々は「魂」の存在を信じていた。魂とは何か? 肉体をぬけだす魂、体内に入り込む悪霊、悪霊をはらう方法など、中国と日本の書物、遺物に示された事例を探り、イメージ豊かな古代人の視点で「魂」に迫る。

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Posted by ブクログ

魂の概念の変遷をたどるものではなく、「魂と頭部の関係」「魂の出入り(髪、神人)」「悪霊(蛇)」「悪霊を払う仕種(目と舌)」をメインにしぼってピンポイントな解説をしています。世界観把握には向きませんが、玉璧本来の意味や、なぜ髻(もとどり)を結うのか、結わないとはどういうことか、などが詳しく書かれているあたりが大収穫。

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2009年10月04日

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