【感想・ネタバレ】ゲノム・トーカーのレビュー

あらすじ

2034年。木星圏へ投入された探査機「さいせい」は、ミッションの途上で奇妙な電波源に遭遇する。カメラに映り込んだ巨大な黒い影──直径100メートル、全長500メートルの円筒は、現生人類がはじめて接触する異星種族の宇宙船だった。彼らは1万6000年前に放たれた人類の全遺伝情報(ゲノムデータ)を受信し、発信源を辿って太陽系を訪れたのだという。だがあらためて言うまでもなく、当時の地球上には高度な文明など存在しなかったはずだ。ゲノムを他星系に送信したのは、未知の超古代文明なのか? それとも……。圧倒的な知的興奮を喚ぶ、人類史×宇宙SF。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まさに未知との遭遇。
実際にはAIに先を越され、なし崩し的にコンタクトを取る事になるストーリーは現代だとあり得そうで面白い。
ハードSF的な部分も多かったので理解不足もあると思うけど面白く読めた。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

 ミステリ要素の有るファーストコンタクト物である。 木星探査機「さいせい」が木星圏で謎の電波源を発見する。カメラに映った黒い影は人工物のようで、地球外の知的生命体の宇宙船と推測された。

 彼らの発する電波の正体は、人類のゲノムパターン<遺伝子情報>だった。1万6千年前に太陽系から発せられたこの<遺伝子情報>を追って、彼らはたどり着いたのだ。1万6千年前の人類が、宇宙への送信技術を持っていたはずはない。そして、ゲノムトーカーと名付けられた異星人とのやりとりのなかで、共通の言語づくりが進んでいくのだが…

 読んでいて感じるのは、アーサー・C・クラークの作品へのオマージュである。ゲノムトーカーの外見については、『幼年期の終わり」を彷彿させられる。同様に、海底で発見された謎の金属物体(NUMAと名付けられる)は、『2001年宇宙の旅」に登場するモノリスを彷彿させられる。 

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

今から10年後くらいの近未来の太陽系を舞台にしたファーストコンタクトSFとしてとてもリアルで楽しめた。ファーストコンタクトの手順や、その後のコミュニケーションの進め方、様々な立場の人間たちの反応、そして異星人(当然地球人より進んでる)との進化過程の違いが科学理論の理解にも影響を与えるなど、いちいち納得しながら読み進められた。
この手のSFはリアルになればなるほどおもしろみが薄くなりがちだが、そのリアルさ自体がなるほどそうなるか確かに!としっかりエンタメ要素を満たしてくれるのが素晴らしい。メインの登場人物たちも科学者の面々で、理性的で世知辛くない人々なので、変にドロドロしたやりとりがなく、イライラせずに物語をサクサク進められるのも良かった。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

序盤の未知の存在に対して、政治的確執が爆発しそうな状況で展開されていく展開は好き。
優しい宇宙だった。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

近作の中では、桜より上、壮年期より下。

「特攻」は、作者の旧軍指導者への人物評価の現れ、なのかな。

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2026年04月21日

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