【感想・ネタバレ】母性社会日本の病理のレビュー

あらすじ

必ずプラス・アルファがある河合隼雄の本! 「大人の精神」に成熟できない日本人の精神病理がくっきり映しだされる!! 心理療法をしていて、最近心理的な少年、心理的な老人がふえてきた、と著者はいう。本書は、対人恐怖症や登校拒否症がなぜ急増しているのか、中年クライシスに直面したときどうすればいいのか等、日本人に起こりがちな心の問題を説きながら、これからの日本人の生き方を探る格好の1冊。

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Posted by ブクログ

日本人にとっての自我の確立には、西洋的合理性だけでは事足りないことの認識。強いグレートマザー、場を重んじる、そういう傾向に自覚的であること。

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2022年08月30日

Posted by ブクログ

河合さんの講演集。
中年の危機の話だけでは本にならないので、他の話を付け足して本を厚くした感じ。
初本の中央公論社のを読みました。
この本で働き盛りの中年の男性に「中年の危機」という概念を知ってほしいです。

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2022年07月26日

Posted by ブクログ

1970年代に書かれた本らしく、文体が硬め。参考文献が多数引用された論文だった。
日本が西洋に比べ、父性原理が弱くイニシエーションを経て大人にならない、といった論説は現代に対してもとても説得力があった。それに対して、だから日本はけしからんとか、日本は素晴らしいんだ、みたいな、両極端に振れることなく、西洋は西洋で母性原理が弱い問題もある、日本も西洋も第三の道を探る必要があると繋げていたのが良かった。

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

父性社会の物事を「切断する」ことと違い、母性社会は全てを「包含する」。西洋は父性社会であり、日本は母性社会である。それで日本の社会現象を説明できる。もちろんどの社会にも父性と母性の両方は存在するが、どちらが優位を持った社会であるかで違いがでる。「個」の倫理と「場」の倫理。「場」から疎外される孤独か。なるほどな〜と思える。またフロイトと違ったユングの夢分析の話も、興味深い。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

単行本化された、雑誌等に寄稿した作品の集まり。

ユング心理学研究所や、日本が母性社会として父性がなくなっていることなどを述べている。日本や人間関係を読み解くにはよいかもしれない。

いわゆる日本人論ブームの1つに数えられる本である。

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2011年08月13日

Posted by ブクログ

現代の日本人をユング心理学という角度から見るとどう見えるのか、という感じの本と言えばいいのでしょうか。
 読んでみてもらうのが、一番早いような…(説明になってませんが)

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2009年10月04日

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