【感想・ネタバレ】誰かが手を、握っているような気がしてならないのレビュー

前田司郎

｢五反田団｣主宰、前田司郎の最新小説! 愚痴ばかりの"神"の声が聞こえるという牧田家の次女ナオ。ナオの言動から浮かび上がる牧田家の綻び。シニカルにユーモラスに、そして温かに描く家族再生物語。

[ブクログ · ★★★☆☆]

最近の神様、気にしすぎ。

前田司郎さんらしい、なんの前触れもなく一人称がコロコロ変わる不条理な文体。
私はもう30だというのに、中学生女子の心情にばかり共感してしまった。
新聞部の子が気になります。前田司郎さんの本にはめずらしい、癖のない、たぶん、良い子（だと、同級生である主人公から思われてる。主人公のほうが友達も多くて人気あるグループに属してるのに、なぜか羨ましがられ憧れられてる。）この子はどんな子なんだろう？と。

神様＝創造主＝親、ということ、、？ではないよね。
最後はよくわからんかったです。